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2024年1月31日の記事
ニュース

広島県動物愛護センターの移転新築で、設計者の住建設計は、BIMソフトウェア「Archicad」とGraphisoftのビュワーアプリ「BIMx」を用い、施主の広島県とのイメージ共有や合意形成に役立てた。施設の完成後には犬や猫の出張譲渡会で、BIMxでウォークスルーを公開し、動物愛護活動のPRに用いたという。

川本鉄馬,BUILT
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東急建設と東京都市大学は、天井裏やピットなどの狭所空間で、気流の吹上げと天井吸着を維持した直線移動や旋回が可能な「天井吸着移動型ドローン」を開発した。天井吸着飛行で約30%の消費電力の削減効果と、気流の吹上げ利用で安定飛行に成功した。

BUILT
2024年1月30日の記事
ニュース

NTTソノリティが法人向けの音声DX事業に参入した。現場向けの音声コミュニケーションツールを展開するBONXを関連会社化し、建設業や製造業、医療業界などのデスクレスワーカーを対象としたNTTソノリティ初のサービス事業「ゼロから始めるNTTの現場DX」を開始した。

黒岩裕子,BUILT
ニュース

鹿島建設と不動テトラは、製造工程のCO2排出量が実質ゼロ以下の「カーボンネガティブコンクリート」を使用した消波ブロック「CUCO-SUICOM(クーコスイコム)テトラポッド(CUCOテトラ)」を開発した。一般的なコンクリートで製造したテトラポッドと比較して、製造段階のCO2排出量を112%削減できたという。

BUILT
2024年1月29日の記事
ニュース

関西ペイント子会社の関西ペイントブラーノなど3者は、賃貸住宅の原状回復工事で、壁紙を剥がさずに上から塗装する「クロスカラーリングサービス」の提供を開始した。一般的な壁紙の張り替えと比較して、施工にかかる時間を半減し、費用も最大で半分に抑えられるという。

BUILT
ニュース

MCデータプラスが運営する現場施工管理サービスに「KY(危険予知)支援機能」が追加された。KY活動のデジタル化により、現場の安全対策と業務効率化を支援する。

BUILT
2024年1月26日の記事
ニュース

大和ハウス工業は、約110億円を投じ、熊本県益城町に工業団地「DPI(ディープロジェクトインダストリー)シリコンヒルズ熊本」を開発する。現在、造成工事を進めており、2024年5月に完了した後、積極的に企業誘致を行い、2027年冬に全施設の完成を見込む。

BUILT
ニュース

パナソニック アーキスケルトンデザインは、協力関係にあるビルダーや工務店の営業活動支援を目的に、高性能住宅のメリットを可視化するサービスを拡充した。パッシブ設計手法を用いた3種類のシミュレーションメニューを提供し、住宅の省エネ性能と提案の質を高める。

BUILT
2024年1月25日の記事
ニュース

東急不動産が大阪府茨木市で計画していた物流施設「LOGI'Q(ロジック)南茨木」が、西松建設の施工で竣工した。敷地面積約6万4510平方メートル、延べ床面積約16万1539平方メートルのS造4階建てで、東急不動産の物流施設では過去最大規模となる。屋根上に約4.8MWの発電能力を持つ太陽光発電設備を設置し、発電した電力は自家消費する。

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ニュース

オリンパスは本社統合移転を契機に、働き方と働く場を最適化する内田洋行のプラットフォームを採用し、さまざまな設備の利用状況を可視化できるオフィス環境を構築した。ICTインフラの導入やオフィス空間のデータ活用を通じて、オリンパスが目指す「新しい働き方」を推進する。

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2024年1月24日の記事
ニュース

富士市が、JR「富士」駅北口の再開発事業で計画している公益施設のデザイン案が明らかになった。富士市の小長井義正市長が定例記者会見で発表したデザイン案では、紙のような軽やかな建築形式をはじめ、街と一体的につながるお祭り広場、富士山ビューを可能とする富士山テラスなどが提案されている。

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特集

現在、20近くの半導体工場建設プロジェクトが進んでいる米国。政府は半導体製造の「自国回帰」に力を入れるが、この政策は、工場建設がボトルネックとなる可能性が出ている。高度なシステムが必要な半導体工場の建設には、専門的な知識が必要になるからだ。

Gary Hilson,EE Times
ニュース

清水建設は、鹿島建設や竹中工務店などが開発したタワークレーン遠隔操作システム「TawaRemo(タワリモ)」を、自社現場で展開する。導入に当たって、これまでTawaRemoでの適用実績がなかったIHI運搬機械製クレーンによる現場実証試験を行い、機上運転室からの操作と同等の生産性が得られることを確認した。

BUILT
ニュース

JFE商事エレクトロ二クスと大阪大学は、小型軽量のミリ波レーダを用いた非接触/非破壊による外壁内部の欠陥を、ドローンの揺らぎよりも短い1ミリ秒での検出に成功した。構造物内部の高速かつ高感度の検査で、新たなドローン活用の可能性が期待される。

BUILT
インタビュー

大成建設は、今までになかったデザインや施工の効率化を可能にする手段として、建設用3Dプリンティングの技術開発に注力している。従来のガントリー型3Dプリンタを大幅に刷新した最新の移動式3Dプリンタは、これまで課題だった3Dプリント範囲の拡大や鉄筋かぶりの最適化などを実現し、建設用3Dプリンティングを次のステージに押し上げるデジタルファブリケーション技術として注目を集めている。

川本鉄馬,BUILT
2024年1月23日の記事
レビュー

2024年に向けた「Archicad」の最新アップデートでは、「YOUR BEST DESIGN OPTION」のテーマに基づき、設計の最適解を素早く検討して合意形成までつなげるべく、多くの機能改善を図った。Building Together Japanのプレゼンテーションから、設計BIMのワークフロー改善に資するというArchicad 27の各種機能をレポートする。

川本鉄馬,BUILT
ニュース

熊谷組は、鉄骨造とCLTのハイブリッド構造「木質耐震垂れ壁構法」の適用範囲を拡大した。垂れ壁部材の寸法や柱スパンにも、新構法の対象が広がったことで、多様な建物や多くの箇所に木材活用が期待される。

BUILT
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安藤ハザマはプレキャスト(PCa)化により基礎梁の施工を合理化する「PCaパラレル基礎梁工法」を開発した。プレキャスト鉄筋コンクリート半部材(ハーフPCa部材)を使用し、施工現場で後から打ち込んだコンクリートで一体化することで、構造体/部材として機能させる。

BUILT
2024年1月22日の記事
ニュース

地盤ネットホールディングスのベトナム法人JIBANNET ASIAは、ベトナムでBIMを用いたリノベーション工事の請負をスタートさせた。第一弾となる工事では、日本在住の施主や現地の施工業者と、BIMベースの立体的な図面とCGパースを用い、合意形成を図ったという。

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2024年1月19日の記事
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3D都市モデルのPLATEAU普及とともに、都市計画や建築計画の現場で3Dモデル活用が広がりつつある。ホロラボが開発したWebアプリケーション「torinome(トライノーム)」は、PLATEAUのオープンデータをベースに、GISや画像、動画、3Dモデルを重畳して、住民を含む関係者間で計画や業務内容を視覚的に共有して、スムーズな合意形成が図れる点が街づくりに関わるステークホルダーから注目を集めている。

宮裡將揮,BUILT
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リクルートと三井デザインテックが共同で運営するプロ向けのインテリア提案業務支援サービス「MINTERIOR(ミンテリア)」で、ユーザーがアップロードした画像から類似商品を探せる検索機能を追加した。インテリアコーディネーターは業務効率化に加え、精度の高い提案が可能になる。

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三井住友建設は、場所打ち杭工法(オールケーシング工法)で、杭の鉛直精度を向上する「ケーシング下端位置計測システム」を開発した。地中部分のケーシングの傾斜をリアルタイムに可視化することで、現場での鉛直精度確認作業を省力化し、施工管理の生産性を高める。

BUILT
2024年1月18日の記事
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東急建設は建物の外構向けに、生産地の確かな在来種の緑化樹木「チイキツリー」を販売するECサイトを開設した。事業者はチイキツリーを購入することで在来種の樹木による緑化が可能になり、生物多様性に貢献する姿勢をステークホルダーにアピールできる。

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安藤ハザマは建設分野に特化した文章生成AIの運用を開始した。建設業向けの大規模言語モデル(LLM)を導入するとともに、自社の施工技術や研究開発などに関する独自データを取り込み、専門的な質問に対しても正確な回答を得られるようになった。今後は外部データベースとの連携や、設計などのクリエイティブ領域における生成AI開発を進める。

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大林組は兵庫県の建設現場で使用するグリーン水素の輸送手段を、トラックから鉄道に切り替えた。鉄道による水素輸送は国内初の試みで、トラックを使用した場合と比較して、輸送に伴うCO2排出量を約8割削減する。

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電力インフラのレジリエンスを考える上で、災害時にはエネルギー供給の「最後の砦」と位置付けられている石油。昨今の不安定な国際情勢や脱炭素化の流れを受け、資源エネルギー庁では今後の石油備蓄の在り方についての検討を進めている。

梅田あおば,スマートジャパン
2024年1月17日の記事
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DataLabs(データラボ)は、コア技術である点群データの自動モデリング技術を活用し、インフラ構造物の維持管理で全自動3Dモデル化の社会実装に乗り出した。2027年度までに3Dモデルの標準化を整備するとともに、3D化システムの外販も視野に入れる。

BUILT
2024年1月16日の記事
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鹿島建設は、床版架設の工期を最大85%短縮できる「スマート床版更新(SDR)システム」を高速道路の床版取替工事に初適用した。SDRシステムの導入により床版取替工事に伴う交通規制の短縮が可能になる。

BUILT
2024年1月15日の記事
2024年1月12日の記事
ニュース

帝国データバンクは、2023年に発生した建設業者の倒産件数が前年比で4割増加し、1671件になったと発表した。1600件を超えるのは8年ぶりで、増加率が3割を超えるのは2000年以降で初めて。「2024年問題」で今後さらに倒産が増加する可能性があるとの見方を示した。

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連載

連載第22回は、文字だけでなく、画像入力や音声出力も可能になったChatGPTの新機能「GPT-4V」や先立つこと2021年に登場した「CLIP」など、言語と画像のマルチモーダルなAIを土木の実業務に活用するアイデアを紹介します。

阿部雅人(土木学会 AI・データサイエンス実践研究小委員会 副委員長),BUILT
2024年1月11日の記事
連載

本連載では、総合人材サービス会社で建設業向けの人材サービスを展開するヒューマンリソシアが、独自に調査した建設業における人材動向を定期レポートとしてお届けする。建設業従事者の人材動向に関する実態を解明し、建設業各社の採用・定着に向けた戦略を考えるうえで少しでもお役に立てれば幸いである。今回は、2022年度と2023年度上半期の出来高と手持ち工事高の状況から、建設市場の動向を探った。

ヒューマンリソシア,BUILT
2024年1月10日の記事
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大和ハウス工業は、短時間で最適なZEB提案を可能にする2種類の設計ツールを開発し、本格運用を開始した。省エネ性能の計算時間を大幅に短縮し、設計初期段階や設計変更時のZEB化の検討にも迅速に対応する。

BUILT
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竹中工務店を代表とする「海床ロボットコンソーシアム」は、海や水面に“床”を浮かべ、自動で動いて離着岸する「海床ロボット」を開発し、大阪城公園の東外堀で実証実験を行った。海床ロボットは、大阪・関西万博の会場予定地である夢洲での社会実装を目標に掲げる。

BUILT
2024年1月9日の記事
ニュース

グラフィソフトジャパンは、Archicadの新バージョン発表会を兼ねたオンラインイベント「Building Together Japan 2023」を開催した。Archicad 27の国内初となるデモンストレーションと新機能を解説するとともに、「素晴らしい建築を創造するチームに力を与える」のコンセプトに基づく今後の開発方針を示した。

加藤泰朗,BUILT
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野原グループの建材カンパニーが、間接照明ユニット「N-PITA」の製品紹介サイトをリニューアルした。設計者が抱える間接照明の納まりに関する課題を解決すべく、N-PITAの特長や設計通りに納まる理由、さまざまな照明方式への対応例などを紹介している。

BUILT
2024年1月5日の記事
ニュース

大和ハウス工業などの6者が、北海道札幌市のJR「新札幌」駅近くで進めていた札幌学院大学の新キャンパスを含む大規模複合再開発「マールク新さっぽろ」が完成した。マールク新さっぽろは、商業、ホテル、予防医療・地域医療、タワーマンション、子育て、産学連携、教育の7つの成長エンジンをコンセプトに掲げている。

BUILT
2024年1月4日の記事
まとめ

ウェブサイトに掲載した記事を印刷しても読みやすいPDF形式の「電子ブックレット」にまとめました。無料のBUILT読者会員に登録することで、ダウンロードすることができます。今回のブックレットは、英国でのBIM活用の現状やBIMの国際規格「ISO 19650」シリーズ(-1~6)の意義について、日本でのBIM進捗の状況も比較しつつ、深掘りした鼎談のまとめです。

BUILT
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