ニュース
建材カンパニーが間接照明ユニット「N-PITA」紹介サイトをリニューアル:照明演出
野原グループの建材カンパニーが、間接照明ユニット「N-PITA」の製品紹介サイトをリニューアルした。設計者が抱える間接照明の納まりに関する課題を解決すべく、N-PITAの特長や設計通りに納まる理由、さまざまな照明方式への対応例などを紹介している。
野原グループは2023年12月22日、グループ会社の建材カンパニー(旧:野原産業)が、同年11月27日に間接照明ユニット「N-PITA(エヌピタ)」の製品紹介サイトをリニューアルしたと発表した。
設計者が抱える「納まり」「光の表現」の課題解決に新提案
N-PITAは、壁や天井材に用いる石こうボードを成型し、チャンネルや亜鉛鉄板と併せてユニット化した2019年10月に野原グループが発売したオリジナル商材。ラインアップは、大きいサイズに対応する形状の「N-PITAチャンネル」、意匠性を求める現場に適した「N-PITAスチール」、狭小部分への設置に最適な「N-PITAスチールK」の3種類。
建材カンパニーは今回、設計者に向けたコンテンツを製品サイトに追加した。照明設計者の視点から見た間接照明にまつわる悩みごとに加え、N-PITAの特長を新たに掲載。また、N-PITAが設計通りに納まる(設計通りにカットオフライン=光が直接当たる部分と当たらない部分の境界線を実現できる)理由も追記した。さらに、さまざまな照明方式への対応例や他工種との比較表も示している。
建材カンパニーは今後、設計者向けのコンテンツをさらに拡充し、工事会社における現場の省施工と設計者における業務プロセス変革の双方に向けて、N-PITAの拡販を図る。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 照明演出:ロウソクと蛍の“ゆらぐ”明かりを提案 パナソニックEW社が調光器内蔵のLEDランプを2024年2月発売
パナソニック エレクトリックワークス社は、心地よい雰囲気の空間づくりに役立つ、“ゆらぐ光”のLEDランプ「LEDフラットランプ ゆらぎ点灯タイプ」を発表した。特別な工事が要らず、そのままホルダーに取り付けられるため、店舗や宿泊施設などの夜を楽しめるスポット演出が手軽に実現する。 - LED:服の色に合わせて光の演出が変わるフォトスポット、ハマスタに登場 パナソニック
パナソニック エレクトリックワークス社の「街演出クラウドYOI-en」が、2023年12月9〜17日にかけて横浜スタジアムで開催されるイルミネーションイベントで採用された。開催期間中の17〜21時に体験できる。 - スマートホーム:三菱地所がスマートホームサービスの常設型体験施設をオープン
三菱地所は都内に、自社開発スマートホームサービス「HOMETACT(ホームタクト)」の常設型体験施設「playground(プレイグラウンド)大手町」をオープンした。 - AI:同志社大とコマツ、壁紙AI識別アプリ「かべぴた」開発 スマホ1台で壁紙のメーカーや型番を特定
同志社大学とコマツは、産学連携で共同開発した壁紙AI識別アプリ「かべぴた」をリリースする。かべぴたは、内装の新築工事やリフォームの際に、壁紙の微細なテクスチャの差異を判定する画像識別AIモデルで、メーカーや型番を特定する。 - デジタルツイン:日建設計とデンソーウェーブ、リアルタイム人流計測システムを開発 時系列を加えた4Dデジタルツインへ
日建設計とデンソーウェーブは、3D-LiDARを用いたリアルタイム人流計測システムを共同開発した。賑わい創出に向けた都市空間の評価や設備の省エネ制御、災害時の避難誘導などに活用する。 - ZEB:最も厳しい“景観条例”の京都市で実現、外皮を変えない既存建物のZEB化
京都市は、民間企業の技術を活用した公民連携の課題解決推進事業「KYOTO CITY OPEN LABO」を展開している。その一環で、パナソニック エレクトリックワークス社は、市と連携して、既存建物をZEB化するプロジェクトに乗り出した。