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2020年11月30日の記事
連載

本連載では、ファシリティマネジメント(FM)で感動を与えることを意味する造語「ファシリテイメント」をモットーに掲げるファシリテイメント研究所 代表取締役マネージングダイレクターの熊谷比斗史氏が、ヨーロッパのFM先進国で行われている施策や教育方法などを体験記の形式で振り返る。最終回は、オランダの大学「University of Applied Science(UAS)」にあるFM学科のインターンシップ制度について解説する。

熊谷比斗史(ファシリテイメント研究所 代表取締役マネージングダイレクター),BUILT
ニュース

大阪府住宅供給公社は堺市、豊中市、池田市と連携し、公社賃貸住宅の敷地内で「シェアサイクル・ポート」を試行設置する。団地および周辺地域住民の利便性向上を目的とし、新しい生活様式やシェアリング・エコノミーに対応していく。

BUILT
2020年11月27日の記事
ニュース

消防庁が発表した「令和元年版 消防白書」によると、2018年は「放火」と「放火の疑い」が出火原因の火災は、全火災の12.5%に上った。また、人為的原因が多く防ぎにくい傾向があるガソリン火災では、消火器やスプリンクラーなどの従来の設備を使った初期消火では十分に対処できなかった。解決策として、ヤマトプロテックは自ら消火する建材「K/SMOKE PANEL」を開発した。

BUILT
ニュース

NEDOは、物流拠点から住宅や指定地への配送、ラストワンマイル物流において「遠隔・非対面・非接触」を実現するための自動走行ロボットの技術開発に着手した。12社が参画し、全国10カ所で公道などでの実証を行う。

BUILT
ニュース

三井不動産らは、東京都中央区にあるコレド室町テラスの大屋根広場や江戸桜通りと本町通りで、イルミネーションプロジェクト「KIBOのひかりまち」を2020年11月6日にスタートした。KIBOのひかりまちは現在、日本橋エリアで賑(にぎ)わいを創出しており、周辺の店舗での収益向上にも貢献している。

遠藤和宏,BUILT
2020年11月26日の記事
ニュース

戸田建設は、佐藤工業や村田製作所とともに、福島県で、建設現場での再エネ活用と移設容易な創蓄システムの実証実験を進めている。戸田建設と佐藤工業の拠点に、「All-in-One 蓄電池システム」を採用した創蓄システムを導入した結果、使用電力のうち55%を再エネにすることに成功した。

遠藤和宏,BUILT
ニュース

竹中工務店は、GRAPHISOFTのオンラインイベント「Building Together Japan 2020」で、「オープンBIMによるモデル構築と作業所における利活用」のテーマで講演を行った。登壇した生産本部 生産BIM推進グループ グループリーダーの山崎裕昭氏は、BIMの活用には正確性を追求するための“更新”が必須であり、そのためにはBIM対応の人材を確保・育成する必要があるとした。また、協力会社やサブコントラクターとともに、オープンBIMとして連携するには、IFCの理解が不可欠と説いた。

川本鉄馬,BUILT
2020年11月25日の記事
ニュース

鹿島建設は、ケーソン工法に用いる筒状構造物「ケーソン」が近年大型化と大深度化が進み、組み立てる鉄筋量が増えていることを踏まえて、鉄筋のユニット化や組み立て作業を効率化する新工法を開発した。新工法を「中央新幹線、小野路非常口他工事」に適用した結果、従来工法と比較して、半分の時間で業務を完了した。

BUILT
ニュース

リクルート 住まいカンパニーは、首都圏で新築戸建て住宅または新築分譲マンションを購入した一般消費者を対象に、2019年4〜8月とコロナ禍の2020年4〜8月に動向調査を行った。結果、新型コロナウイルス感染症の影響で、完工した戸建て住宅のニーズが高まったことや低価格の一軒家を購入する一般消費者の増加を明らかにした。

遠藤和宏,BUILT
2020年11月24日の記事
ニュース

フォトシンスはまちいろと共同で、「Akerun入退室管理システム」と月額制の会員管理システム「hacomono 予約システム」のAPI連携を開始した。両社は、今回の連携で、コロナ禍における予約と決済のオンライン化やキーレスによる無人店舗の運営を支援する。

BUILT
ニュース

長谷工コーポレーションは、プレキャストコンクリートで躯体を組み立てる「PCa工法」で、PCaの施工品質を検査する際に、タブレットやスマホで図面の情報を確かめられるシステムを開発した。今後は、躯体や設備、電気の工事で求められる品質検査に使えるように改良する。

BUILT
ニュース

パナソニックは、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、テレワークを行う労働者が増えたことを踏まえて、居住者が、建物の中心に配置したスペース「間」で、気持ちを整理して、プライベートと仕事の時間を切り替えられる「間のある家」を開発した。

遠藤和宏,BUILT
ニュース

清水建設が長期ビジョンで示す2030年の企業像「スマートイノベーションカンパニー」を実現するためのオープンイノベーション拠点「潮見イノベーションセンター」が着工した。センターの敷地内には、同社と縁(ゆかり)のある明冶・大正期に活躍した大実業家・渋沢栄一氏の邸宅も移築する。

BUILT
2020年11月20日の記事
ニュース

フジタは、静音性に優れ風が直接体に当たらない寝室用パネルエアコン「眠リッチ」を2019年6月12日に発売。現在では、全国のマンションや戸建住宅などへ順次導入され、今後は全国のデベロッパーや住宅メーカー、ホテル、医療福祉施設の事業者への提案を強化していく。

遠藤和宏,BUILT
ニュース

国産BIMソフト「GLOOBE」がアップデートし、設計と施工のBIMモデルの連動性を高めるべく、仮設・土工を対象にした施工BIM用の「GLOOBE Construction」のラインアップを新たに追加した。GLOOBE Constructionの土工計画では、BIMとCIMを繋ぎ、点群データの読み込みから、整地・掘削、その先にはICT建機とのデータ連携も実現させている。

石原忍,BUILT
2020年11月19日の記事
連載

建物には、空調、照明、監視カメラなど、さまざまな設備機器が導入されている。それらを効果的に運用するシステムとして、ビルディングオートメーションシステム(Building Automation System、BAS)が存在する。本連載では、制御・計測機器メーカーで各種ビル設備サービスを展開するアズビルが、「建物の頭脳」ともいえるBASやシステムを活用したエネルギー管理システム「BEMS」を紹介し、今後の可能性についても解説する。第5回目は、快適性と知的生産性の関係、BASが目指す快適なオフィス空間について提示する。

峯岸寛典(アズビル AIソリューション推進部),BUILT
2020年11月18日の記事
特集

スカイリンクテクノロジーズは、自動運転の空飛ぶクルマを2025年の大阪万博でのデモフライトを目指して、テスト開発を進めている。実用化すれば、4人が搭乗して800キロの距離を2時間で飛行することが実現するため、移動手段の概念が根底から覆る乗り物となる。

石原忍,BUILT
ニュース

日本橋一丁目で計画されている再開発事業で、52階建て高層ビルの上層階に、ヒルトンの最上級ラグジュアリーホテルブランド「ウォルドーフ・アストリア」が入ることが決まった。同ブランドは今までに世界で32件を展開しており、日本での出店は初。

BUILT
ニュース

オープンハウス・アーキテクトは、リモートワークやSOHOの普及に対応すべく、新住居構想「LWDK」を発表した。キッチンやリビングなどの居住空間に作業スペースを設置し、家庭/生活と仕事の両立を目指す。

BUILT
ニュース

ミライト・ホールディングスは、2022年度早期に、同社を存続会社として、連結子会社のミライトとミライトテクノロジーズを吸収合併する。合併後は、「スマートシティー」「IoT・5G」「エネルギーマネジメントシステム」「グローバルエンジニアリング」の4つを柱にする新分野事業を中核事業化し、通信キャリア設備の投資が減少していく中でも、安定的に収益を確保できる経営基盤を構築していく。

遠藤和宏,BUILT
ニュース

東急建設は、独自開発した建設現場向けVR体験型の安全衛生教育システム に、吊り荷落下などの「建機・クレーン災害」とボックスカルバート型枠が崩れ落ちる事故などの「崩壊・倒壊」のコンテンツを追加した。これで建設現場の3大重篤災害を全てをカバーすることになり、より一層の事故撲滅が実現すると期待を寄せている。

BUILT
2020年11月17日の記事
ニュース

梓設計は、GRAPHISOFTのオンラインイベント「Building Together Japan 2020」で、「設計者をつなぐBIM」のテーマで講演を行った。梓設計によれば、設計効率的なワークフローを実現するBIMでは、設計者、経験、技術の3つがつながり、スピードや品質が向上するという。

川本鉄馬,BUILT
ニュース

安藤ハザマと日本基礎技術は、山岳トンネルでのボーリング作業の際に、膨張性地山などでは、無水での削孔が有効とされていることを考慮し、スクリューオーガを用いた無水削孔ボーリング技術を開発した。両社は既に、試験施工で新ボーリング技術の効果を確かめており、今後、供用中の高速道路トンネル内の盤ぶくれ対策を中心に適用することを目指す。

BUILT
2020年11月16日の記事
ニュース

トヨコーは、ドコモのクラウド基盤と海外の5Gネットワークを直結するプラットフォームをタイの屋根防水補強事業で活用。ARと5Gを用いたフィールドテストを実施し、現地メンバーのみで完工した。

BUILT
2020年11月13日の記事
ニュース

青木あすなろ建設は、2017年に耐震ブレース「折り返しブレース」を開発した。折り返しブレースは、軸降伏変位が従来ブレースと比較して2.5倍あるため、建物に少量で偏心配置しても、耐震性を確保できる。開発当初は、自社の設計・施工物件にのみ適用していたが、近年は、他の建設会社にも販売している。

遠藤和宏,BUILT
2020年11月12日の記事
2020年11月11日の記事
2020年11月10日の記事
まとめ

ウェブサイトに掲載した記事を印刷しても読みやすいPDF形式の「電子ブックレット」にまとめました。無料のBUILT読者会員に登録することで、ダウンロードすることができます。今回紹介するのは、トプコンソキアポジショニングジャパンとオートデスクが共催したイベント「墨出し・杭打ちBIM&クラウド連携セミナー」で、奥村組が杭芯などの位置をBIMモデルで確認する「BIM測量」を説明した講演を紹介します。

BUILT
2020年11月9日の記事
連載

本連載は、「建築関係者のためのFM入門」と題し、日本ファシリティマネジメント協会 専務理事 成田一郎氏が、ファシリティマネジメントに関して多角的な視点から、建築関係者に向けてFMの現在地と未来について明らかにしていく。今回は、FMにBIMを活用するをテーマに、国交省「建築BIM推進会議」の動向から考察した。

成田一郎(公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会 専務理事),BUILT
ニュース

林野庁では、民間建築物の木造化を拡大する目的で、2018年から「民間建築物などにおける木材利用促進に向けた懇談会(ウッド・チェンジ・ネットワーク)」を開催。懇談会の成果として、木材利用の意義を理解したセブン‐イレブン・ジャパンや日本マクドナルドホールディングスが木造店舗の開発に乗り出している。

遠藤和宏,BUILT
ニュース

2019年4月から段階的に施行された働き方改革関連法を受け、場所にとらわれない新しいワークスタイルが身近になったことに加え、新型コロナウイルス感染症が世界の至る所で影響を及ぼし、with/afterアフターコロナ時代の新しい生活様式が生まれ、建設業や製造業などあらゆる産業の働く環境は一変した。この急激な変化に対応するためには、デジタル変革にどう取り組むかは、業種や業界を問わずもはや不可避の課題となっている。

石原忍,BUILT
2020年11月8日の記事
2020年11月6日の記事
ニュース

国土交通省が発表した資料「2020年度 建設投資の見通し」によれば、国内の建設投資は、1992年度の84兆円をピークに減少基調となり、2010年度には1992年度の半分程度にまで減少したが、その後、東日本大震災からの復興などにより回復傾向に転じている。2020年度は、2019年度の補正予算などに関連する政府建設投資が見込まれることから、63兆1600億円になる見通しだ。

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ニュース

積水化学工業は、埼玉県東松山市に計画する「東松山リードタウン」の発売を開始した。安心・安全で災害に強く、地域と調和するサスティナブルなまちを目指し、セキスイハイムが掲げるコンセプト「SMART」と「RESILIENCE」を実現する。

BUILT
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EX・ダンビー協会は、展示会などで、オーストラリアのダンビーが開発した「ダンビー工法」の普及を進めている。ダンビー工法は国内に技術導入された1992年以降、年々施工実績を増やしており、2019年度までの累計施工実績は28万4835平方メートルに達している。

遠藤和宏,BUILT
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大林組は、BIMモデルから2次元の生産設計図(施工用図面)と3Dモデルを出力して、現場の監理者や施工者、協力会社がタブレットで不整合を確認できるBIMを基盤にした次世代型生産設計図のフローを確立した。今までのように、BIMモデルに修正が入っても、その後2次元の施工用図面も変更する煩雑さが無くなり、BIMモデルの設計・施工での一貫利用が可能になるとしている。

BUILT
2020年11月5日の記事
ニュース

清水建設は、地中連続壁の掘削作業を効率化すべく、地中での掘削機の位置・姿勢と掘削形状をリアルタイムに3次元する「リアルタイム施工管理システム」を開発した。システムを活用することで、掘削工程のサイクルタイムを従来比で20〜25%に短縮し、コストも10%以上を削減する。

BUILT
ニュース

エアロディベロップジャパンは、1キロあたり1キロワットの出力を備えたハイブリッドエンジン「ハルバッハエンジン」を開発した。ハルバッハエンジンを1基搭載したドローンは50キロの荷物を積載しても1時間以上飛行できる。

遠藤和宏,BUILT
ニュース

タクマ本社で建設が進められていた「タクマビル新館(研修センター)」が、2時間の耐火を可能にした集成木材の柱など、竹中工務店の木造ハイブリッド建築技術を多数導入し、耐震安全性を確保しつつ、木の現しを内外観に表現した木造建築として完成した。

BUILT
2020年11月4日の記事
2020年11月3日の記事
ニュース

大林組は、大分県玖珠郡九重町で、大分地熱開発の協力を得て、地熱発電実証プラントの建設に着手する。今回のプロジェクトでは、地熱発電実証プラントを建設するとともに、地熱発電の電力を活用する水素製造実証プラントを敷地内に併設し、地熱発電電力を利用して得られるCO2フリー水素をさまざまな需要先へ供給するまでのプロセスを実証する。

BUILT
2020年11月2日の記事
ニュース

北菱は、管内の異物除去や取り付け管用穴の増設などが行える配管用穿孔ロボット「DRIVE Plus」を開発した。DRIVE Plusは、機体後部に取り付けられたケーブルを介して、専用のコントローラーで操作できるため、Wi-Fiなどの通信環境が無い現場でも使え、従来機と比較して重さが半分になっているため運搬もしやすい。

遠藤和宏,BUILT
特集

ドローンの商用サービスが盛んになるに従い、運航管理の必要性が高まり、世界中で開発が進められている。安全かつ適切な運航を支えるために不可欠となるドローンの運行管理システム「URM」は、言うなればドローンの世界の航空管制に当たる。Japan Drone2020の講演から、NECでネットワークプロトコル、分散アーキテクチャ、データベース、機械学習などの研究開発に従事し、2017年に設立した国際的なUTMの業界団体「GUTMA」の理事も務め、産総研AIRC、理研AIP、東大情報理工にも所属し、AIを研究している中台慎二氏が世界のUTMビジネスとアーキテクチャ、標準化の動向を解説した。

川本鉄馬,BUILT
2020年11月1日の記事
ニュース

高松コンストラクショングループは、丸紅アークログが運営するBIMオブジェクトの総合検索プラットフォーム「Arch-LOG」の活用などを盛り込んだ業務提携を結んだ。今後、同グループの高松建設と青木あすなろ建設の建築設計部門で、Arch-LOGの利用を促進し、BIMオブジェクトの拡充を図るとともに、BIM活用を進めていく。

BUILT
連載

本連載では、ファシリティマネジメント(FM)で感動を与えることを意味する造語「ファシリテイメント」をモットーに掲げるファシリテイメント研究所 代表取締役マネージングダイレクターの熊谷比斗史氏が、ヨーロッパのFM先進国で行われている施策や教育方法などを体験記の形式で振り返る。第6回は、オランダの大学院におけるFMの教育方法を紹介する。

熊谷比斗史(ファシリテイメント研究所 代表取締役マネージングダイレクター),BUILT
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