「エポック展示」エリアでは、清水建設の手掛けた建造物の精緻な模型と詳しい解説が並ぶ。
三大擬洋風建築から、1964年東京オリンピックの記念碑ともいわれる「国立屋内総合競技場 主体育館(現 国立代々木競技場 第一体育館)」まで24案件もの大型モックアップが並ぶ光景は迫力がある。
他にも、清水建設が手掛けた全国各地の建造物を検索できる「デジタルライブラリ」や映像アーカイブ、全国の社寺建築プロジェクトの企画展示などがあり、豊富な事例を閲覧できる。
NOVARE Archivesと旧渋沢邸は、基本的に第3木曜日を除く木曜日に一般公開されており、事前予約で見学可能だ。旧渋沢邸の解説付きコースは抽選制で、近年、渋沢栄一への注目が高まっていることもあり特に人気が高いという。
NOVARE Archivesでは、清水建設のルーツや事業への姿勢、そして成長の歩みの一端に触れられる。NOVAREには各所に最先端技術が適用されている。資料館へと続く道には3Dプリンタ製のベンチや壁面が並び、旧渋沢邸では歴史建造物の保存技術を垣間見られる。ここに訪れればきっと、清水建設の江戸時代から現代までに続く“挑戦のシミズ”の歩みを体感できることだろう。
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