MODEが提供する「BizStack」に、GPSデータの位置情報を表示する機能が搭載された。想定されている用途では、複数建機の稼働状況と騒音レベルを一画面で可視化し、有効な建設現場の騒音対策が実現する。
MODEは、自社IoTプラットフォーム「BizStack(ビズスタック)」にGPSデータを活用した屋外位置情報機能を搭載したと2024年11月に発表した。BizStackコンソール上のダッシュボードで作業員や建機の位置を即時に確認し、現場の安全性と作業効率の向上に貢献する。
BizStackは、多種多様なIoTデータを一元管理できる強力なプラットフォーム。位置情報に加え、環境情報や設備の稼働状況など、さまざまなセンサーデータを統合して可視化でる。
屋外位置情報機能は、GPSデータをリアルタイムでBizStackに統合し、柔軟で精度の高い現場管理を実現する。管理者は、ダッシュボード上で位置情報を一目で把握し、迅速な判断や危険エリア侵入の防止、効率的な動線管理が可能になる。
主な機能としては、コンソールやダッシュボードでGPSデータを即時に見える化するリアルタイム表示がある。ダッシュボードはカスタマイズして必要なデータを簡単に配置し、現場に合わせた情報管理が可能になる。位置情報の管理では、複数現場の作業員や機器の位置監視に対応している。
BizStackの屋外位置情報は、建設業界や製造業界など幅広い分野で活用が見込まれており、現場の効率化と安全管理を強力に支援する。
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