フェアでは、快適かつフレキシブルに働くための新製品オフィス家具を披露する。
Co-at-boxはセミクローズタイプのワークブースで、天井ルーバーと壁の吸音材で「こもり感」を高めている。天井がオープンのセミクローズタイプは、消防法などの制約を受けにくいため、限られたオフィススペースでも柔軟に配置できるメリットがある。
boxの躯体はフレームにパネルとルーバーを取り付ける構造とし、天井がフルオープンタイプで壁面パネルに木装飾を取付けられる「E3 box」もラインアップ。機能面では、ディスプレイ装着パーツや部屋予約端末なども搭載し、セミクローズの空間でも快適にオンライン会議ができるように、指向性スピーカーを活用した音漏れ低減なども考慮されている。
オフィステーブルの「NEUTテーブル」は、キャスタとフラップ天板を装備し、1人用から複数人用までを取りそろえる。場の目的に応じて最適な形状も選べるため、可動性を重視した空間に適する製品となっている。
会場では他にも、端材などの未利用材を活用した「新・国産材三層パネル」による家具シリーズ、長時間の業務でも快適に使用できるELMARシリーズのチェア、省スペース空間向けでありながら背座連動のリクライニング機構などにより快適な座りごごちを実現したワークチェア「Aptea(アプテア)」などの新製品家具を展示する。
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