コロナ禍で一気に広がったリモートワークだが、現在ではオフィス回帰のニーズも増えてきている。「ICT」と「空間」の両面からワークプレースの新しい在り方を模索する内田洋行は、2023年11月14〜17日に都内で開催するオフィス家具とICTの新製品発表会「UCHIDA FAIR 2024」で、「人が主人公となるハイブリッド・ワークプレイス」をテーマに、働き方の多様化に対応しながらチームの結束力と創造的生産性を高めるオフィス空間を提案する。
内田洋行は2023年11月14〜17日、オフィス家具とICTの新製品発表会「UCHIDA FAIR 2024」を、東京都中央区の新川本社と新川第2オフィスで開催する。
「人が主人公となるハイブリッド・ワークプレイス」をテーマに、ネットワークと空間が融合した、チームの結束力と創造的生産性を高めるオフィスを提案する。
フェアの開催に先立ち、2023年11月6日に開催された記者発表会で代表取締役社長 大久保昇氏は、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴いオフィス回帰が進み、ミーティングスペースやリモート会議用ブースなどの需要が高まっているとの調査データを提示。また、少子化による将来の労働者人口減少に備えるために「人の育成」と「ICTの活用」が社会共通のテーマとなっていることから、生産性向上を目的とした「人とデータへの投資が拡大している」と報告した。
そこで今回のフェアでは、R&D部門の創造性を引き出すためのオフィス空間とともに、前回のフェアで発表した個人とチームの創造性を高める場「TeamBase (チームベース)」をより柔軟性のあるワークプレースに進化させた。
こうした空間を支えるための製品群として、可動性を重視した「NETU(ニュート)テーブル」、半個室型のワークブース「Co-at-box(コアットボックス)」、木製のオフィス家具シリーズ「ELMAR(エルマー)」のチェアなど新製品も披露する。
さらに、スマートフォンやPCから従業員のスケジュールや位置情報、会議室の利用状況などを確認できるICTソリューション「SmartOfficeNavigator」に、チームの活動を支援する機能を追加し、チームメンバーが最短で集まれる日時や場所を簡単に設定可能にした。
「UCHIDA FAIR 2024」は東京の他、内田洋行 大阪支店(会期:2023年12月6〜7日)、九州支店(2023年11月28〜29日)、北海道支店(2023年11月29日〜12月1日)で開催する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.