清水建設は、千葉県市川市の高谷中学校で中学1年生を対象に、土木、左官、ガラス工など現場のプロフェッショナルが講師となり、建設業の“仕事の流儀”を披露した。
清水建設は、アルバイト求人サイト「バイトル」を運営するディップと共同で2026年2月5日、千葉県市川市の高谷中学校で建設業のキャリア教育授業「見る、知る〜建設の世界〜」を開催した。
小中学校のキャリア教育では、進路選択の基盤形成が重要とされており、仕事や働くことのイメージを広げることが求められている。そこで今回の授業は、清水建設の発案により、バイトルの学生を対象としたキャリア教育プログラム「バイトルKidsプログラム」の特別編として実施した。ディップは、小中学生向けのオンライン学習や高校生向けのインターンシッププログラムなどで多くの実績を持つ。そうした中で培ったノウハウを初の対面式プログラムに適用したのが今回の試みで、建設業をテーマに扱うのも初めてという。
清水建設の他に協力会社も参加し、土木や建築からクレーン操作、風力発電まで多岐にわたる8職種のプロが講師となって、仕事内容や面白さ、やりがいなどを生徒に伝えた。清水建設 建築総本部 購買本部 サプライチェーン強化センター センター長 岡田直之氏は、「当社を知ってもらうよりも、建設業そのもののイメージアップを主眼に置いた。現場を熟知しているプロの協力会社が加わることで、リアルな建設業の魅力を発信できれば」と期待を寄せた。
学校側では、中学1年生の「総合的な学習の時間」と設定。会場となった高谷中学校の体育館では、131人の生徒が十数人のグループに分かれ、建設業の8職種から2つの仕事を学ぶスタイルで授業を展開した。
中学生という将来の進路を考え始める時期に、現場で働く人の熱量に触れることは、生徒たちの職業観に影響を与えるはずだ。ディップが提供するキャリア教育プログラムのスキームを用いることで、建設業界の魅力を教育現場へ届ける新たな形を示した。
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