MODEは、建設業界向けアプリ群「BizStack Construction Apps」に「騒音振動検知」と「天候通知」の2アプリを追加した。現場のセンサーデータとカメラ映像を統合して可視化し、異常をチャットツールに自動通知。安全管理の高度化と働き方改革を強力に支援する。
シリコンバレー発スタートアップMODEは、建設業界向けアプリケーション群「BizStack Construction Apps」に「騒音振動検知アプリ」と「天候通知アプリ」を追加したと2026年3月10日に発表した。
アプリは、NXTech(エヌエックステック)が提供する「みまわり伝書鳩」とBizStackを連携させることで、騒音や振動、風速、雨量などの現場データとカメラ映像を統合し、リアルタイムの可視化と自動通知が実現する。
みまわり伝書鳩は、工事現場の安全を守る最先端技術のIoTサービス。工事現場の風速、気温、雨量、湿度、熱中症指数などを計測し、リアルタイムに管理者へ通知し、多忙な現場作業者の安全や管理者の働き方改革に寄与する。
建設現場では、騒音や振動の対策、天候リスクへの備えが不可欠。環境省や東京都環境局などが示す環境基準や指針でも、継続的かつ計画的な管理の重要性が示されている。 一方で現場では、騒音/振動データと現場状況の分断、天候対応が担当者の経験や都度の予報確認に依存することによる過剰対応や対応遅れの発生などが生じている。
MODEは、こうした課題に対し、センサーや映像、通知を統合するデータ基盤としてBizStackを活用し、現場の迅速かつ合理的な意思決定を支援する。
騒音振動検知アプリは、騒音と振動のセンサーで計測したデータとカメラ映像をBizStack上で同一画面に統合表示する。あらかじめ設定された基準値や監視時間条件に基づき、しきい値を超過した場合は、BizStackを通じてMicrosoft Teamsやdirectへ自動通知。現場管理者は、数値と映像を同時に確認しながら、遠隔で原因特定や対応要否を判断できる。
また、一瞬の大きな音だけでなく、継続的な等価騒音や一定時間以上の振動など、環境基準を踏まえた監視ロジックを初期設定として備え、複雑なアラート条件の設計負担を軽減する。騒音や振動が発生した際のリアルタイム把握にとどまらず、客観的な記録データの蓄積による説明責任を果たす上でも活用できる。
天候通知アプリは、風速や風向、雨量などの観測データとカメラ映像をBizStack上で統合表示し、設定したしきい値を超えた場合に自動通知する。
突発的な強風や豪雨だけでなく、一定時間継続することで作業リスクや地盤災害につながる条件も監視対象とし、より実務に即した注意喚起が実現。養生や資材保全などの事前対策の精度向上、高所作業中止など安全判断の迅速化につながる。
将来は、天気予報データとも連携し、現場への影響が想定される警報や注意報を自動検知するアップデートも予定。通知と同時に現場映像を可視化することで、事前の指示出しや作業判断が可能になる。
両アプリは、みまわり伝書鳩とBizStackの連携で、任意の測定データを多様なグラフ形式で統合表示する他、センサーや映像、外部データの横断管理、AIによるチャットベースの通知/確認が実現する。
AI×IoTのBizStackアプリ初弾は水中ポンプ監視、シリコンバレー発MODE
MODEとugoが業務提携、現場巡回/点検の自動化など推進
「BizStack」に屋外位置情報機能を搭載 GPSデータをリアルタイムで可視化
ドローン遠隔運航サービスとBizStackが連携 撮影データを自動整理し、一元管理
IoTプラットフォーム「BizStack」とAIアシスタント「BizStack Assistant」がNETIS登録
IoTの五感と映像の目、「マルチモーダルAI」の頭脳を持つ次世代の現場監視 MODEがキヤノンMJ、セーフィーと提携Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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