IoTプラットフォーム「BizStack」とAIアシスタント「BizStack Assistant」がNETIS登録:生成AI
MODEのIoTプラットフォーム「BizStack」とAIアシスタント「BizStack Assistant」が、国土交通省のNETISに登録された。
MODEは2024年12月11日、統合IoTプラットフォーム「BizStack」とAIアシスタント「BizStack Assistant」が、国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)に登録されたと発表した(NETIS番号:KT-240138-A)。
「BizStack」「BizStack Assistant」がNETISに登録 出典:MODEプレスリリース
BizStackは、建設現場やインフラ管理現場で、あらゆるメーカーのIoTセンサーやIoTデバイスと接続し、収集したさまざまなデータをクラウドに集約して一元管理する。さらに時系列データベース(TSDB)でセンサーから取得したデータを高精度に管理し、必要な分析やデータの可視化が可能になる。そのため、リアルタイムの状況把握が実現し、現場変化に即応できるようになり、遠隔地からでも現場の状況を把握することが可能となる。
BizStack Assistantは、生成AIがIoTで取得した現場データを確認して自然言語による質問に応答する他、必要に応じてアラートを発信。作業員の省力化や効率的な現場管理、適切な安全確保が実現する。
BizStack、BizStack Assistantの構成イメージ 出典:MODEプレスリリース
MODEは、BizStackとBizStack AssistantがNETISに登録されたことで、公共事業をはじめ多くのインフラ分野での導入が期待できるとしている。
- 【動画】静岡県全域を仮想空間に再現!「VIRTUAL SHIZUOKA構想」【限定公開】
過去のBUILT主催イベントでの基調講演をアーカイブ動画として限定公開します。無料のBUILT読者会員に登録することで、課金一切なしで視聴できます。今回のアーカイブ動画は、今回のアーカイブ動画は、静岡県が目指すヴァーチャル空間に県土全域を再現する「VIRTUAL SHIZUOKA構想」の全容を解説した動画です。
- 【動画】売上高10兆円を目指す、大和ハウス工業“建設DX推進部”の挑戦【限定公開】
過去のBUILT主催イベントでの基調講演をアーカイブ動画として限定公開します。無料のBUILT読者会員に登録することで、課金一切なしで視聴できます。今回のアーカイブ動画は、建設業界でBIMのオピニオンリーダーの大和ハウス工業で、2017年に発足した「BIM推進室」を皮切りに設計案件100%BIM化を達成し、現在は「建設DX推進部」の次長として全社での建設DXの指揮を執る宮内尊彰氏の「大和ハウス工業のデジタル戦略とBIM戦略」と題した講演です。
- 清水建設の中期DX戦略「“超建設”×DX」とデジタル化で外せない情報セキュリティ
清水建設は2014年にICT戦略を策定して以降、これまでのデジタル化やDXへの取り組みが評価され、2021年から3年連続で東京証券取引所の「DX銘柄」に選定されている。現在は2030年までのDX戦略の方針となる「SHIMZ VISION 2030」を打ち出し、“スマートイノベーションカンパニー”へ成長することを標ぼう。そこで重要となる要素が、「超建設」とデジタル活用で欠かせない「情報セキュリティ」だ。
- 建設業の人材定着に向けた組織要件フレーム”5M”を解説:エンゲージメント向上のポイント(2)
本連載では、リンクアンドモチベーション 組織人事コンサルタントの山本健太氏が、建設2024年問題の解決策として、会社と従業員の間をつなぐ「エンゲージメント」とその向上策について解説していく。今回は、エンゲージメント向上の鍵となる「施策の連動」について取り上げる。
- 東京駅前で250m超高層ビルを開発する東京建物 日立とともに構想する「未来につなぐ街とビル」
人々の生活や職場などに求めるニーズは、技術革新や環境問題などを背景に多様化が急速に進んでいる。特に街づくりと都市を構成するビル群の分野は、生活と直結するため、ウェルビーイングやグリーン化など対応すべき課題が多い。こうした環境下の中、JR「東京」駅前で高さ約250メートルの超高層オフィスビルを計画する東京建物と、ビルのスマート化を支援する日立ビルシステムは、多様化する需要に応える次世代のスマートビル実現に向けた取り組みを始めている。
- 高砂熱学や千代田化工と共創開発したArentの「BIM×自動化」で実現する建設DX
「暗黙知を民主化する」を掲げ、建設DXを推進するスタートアップ企業のArentは現在、建設業向けにDXコンサルティングから、システム開発、事業化までのプロダクト共創開発に注力している。高砂熱学工業とはBIMを核に据え、建設生産プロセスのデータを統合したSaaSプラットフォームを構築し、千代田化工建設とはプラントの自律設計ツールを開発した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.