注文住宅などを手掛けるアエラホームは、自社で新築するZEH(ネットゼロエネルギーハウス)住宅の普及率について、2024年度の実績と2025年度の目標を公表した。
「環境設計の家」を掲げ、注文住宅の販売やFC事業、リフォーム事業、不動産事業などを展開するアエラホームは、2014年4月に閣議決定された「エネルギー基本計画」に基づき、2025年度までのZEH普及目標と2024年度の実績を明らかにした。
対象は、アエラホームが新築するZEH住宅(Nearly ZEHを含む)で、2024年度の実績は目標値80%に対し、89%で目標を上回った。2025年度は90%の目標値を掲げる。
アエラホームは、アルミ外張りを使用した高断熱と、吹き付け断熱による気密性が特徴の「クラージュ」「プレスト」といった高性能住宅の普及に取り組んできた。
今後は、さらにZEH住宅を市場に浸透させることで、政府が定めた2025年度までのZEH普及に貢献していく方針を示している。
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