明治大学 和泉キャンパスで2022年に竣工した教育棟「和泉ラーニングスクエア」が、日建連の「BCS賞」を受賞した。明治大学では2015年の和泉図書館に続き、9年ぶり2度目の受賞となる。
明治大学は2024年8月、東京都杉並区の和泉キャンパスで2022年3月に完成した教育棟「和泉ラーニングスクエア」が、日本建設業連合会の「BCS賞」を受賞したと発表した。設計は松田平田設計、施工は戸田建設が担当した。
BCS賞は、優良な建築物を例年選考して表彰する制度。「建築主、設計者及び施工者の協力関係(三位一体)」をベースに、「事業企画」「施工」「計画・設計」「環境」「建築物の運用・維持管理」の5項目を中心に総合評価している。
第65回BCS賞には74件が応募。和泉ラーニングスクエアに加えて東京ミッドタウン八重洲、エスコンフィールドHOKKAIDO、MIYASHITA PARKなど計15件が表彰された。和泉ラーニングスクエアは、学校施設で唯一の受賞となっている。
和泉ラーニングスクエアは、明治大学の創立140周年記念事業として、授業形態の変化への対応で、建築家・堀口捨己氏の老朽化した代表作を建替え、2022年3月に竣工した。旧校舎の外観的特徴を継承しながら、アフターコロナの大学キャンパスに学生が求める多様な居場所の可能性を、建物内外の空間で実現している点が受賞理由となった。
明治大学は、2015年にも和泉図書館で第56回BCS賞を受賞。今回は2度目の受賞となった。
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