タカショーは、外構プランの検索サイトに、生成AIを活用した対話型チャットボット機能を搭載した。
エクステリア製品の企画や開発を手掛けるタカショーは2024年4月11日、庭や外構の最適なプランを検索できるWebサイト「パッケージプランサイト」に、生成AI技術を活用した対話型チャットボット「AIにわん」を新たに搭載した。AIを活用してエンドユーザーのニーズをくみ取り、条件にあった庭や外構プランを提案する。
パッケージプランサイトには、デザイン/スタイル/テイストの異なる外構プランを常時650点以上掲載している。ユーザー登録は不要で無料で利用できるため、外構工事を行う事業者からエンドユーザーまで幅広く利用されているという。
掲載する外構プランには、空間CGパースやCGムービーに加え、タブレットやスマートフォンを使ってARで確認できるプランもある。また、建築CADで活用できる3Dデータも無料で提供しており、事業者がエンドユーザーへの外構提案を行う際などに活用されている。
今回搭載したAIにわんは、生成AIが対話によってユーザーのニーズを把握し、パッケージプランサイトの中から、ユーザーの理想に近い空間を素早く提案する。チャットボットの対話役には、タカショーオリジナルキャラクターの「にわん」を採用。親しみを持ってもらいやすいよう口調も柔らかい表現にアレンジしている。
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