ソーラーパートナーズは、外構工事の利用者に対するアンケート調査の結果を発表した。外構業者を決める際、相見積もりを利用したケースは39.5%にとどまった一方、工事満足度は相見積もりをしたケースの方が高い結果となった。
戸建て物件の外構やエクステリア工事の見積もりサイト「外構・エクステリアパートナーズ」を運営するソーラーパートナーズは2023年9月5日、外構工事の利用者に対するアンケート調査の結果を発表した。
調査は、2023年8月19〜29日にかけて、過去にソーラーパートナーズのサービスを利用したユーザーを対象に実施し、77人が回答した。
調査結果によると、新築時の外構工事を委託した業者では、工務店およびハウスメーカーが最も多く67.1%となった。次いで知り合いの業者が17.1%、自分で探した業者が9.2%となっている。
外構業者を決める際に、複数の業者の見積もりを比較したかどうかでは、見積もり比較をしたという回答は39.5%にとどまった。見積もり比較をしなかった理由としては、「ハウスメーカーに一任したため」「時間がなかったため」「知り合いの業者にお願いした」といった声が挙がっている。
見積もり比較をした業者の数では、3社が最も多く43.3%を占めた。次いで2社が33.3%、4社が16.7%、それ以上が6.7%となっている。
外構工事の満足度については、見積もり比較をした場合で「満足」が30.0%、「おおむね満足」が53.3%、「少し不満があった」が16.7%となっている。「不満」と答えたケースはなかった。
一方、見積もり比較をしなかった場合では「満足」が21.3%、「おおむね満足」が53.2%、「少し不満があった」が17.0%、「不満」が8.5%となっており、見積もり比較の有無と満足度との相関性がうかがえる。
見積もり比較をして良かった点としては、「価格比較と外構のアイデアを会社ごとに提案してもらえた」「価格を大きく抑えられた」「相場がわかった」「安い場合は非合法的な工事(手抜き)の可能性があることがわかった」といった感想が寄せられている。
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