ロボイーグルアイは、本体内にメモリ(SDカード容量128GB)を備え、独立した状態で現場状況を記録する。特筆すべきは、人だけを限定して検知する「ヒューマノイド検知」だ。ヒューマノイド検知機能は、一般的な動体検知機能と違い、人だけを検出する。そのため、風に揺れるシートや通過するクルマ、動物なども検知してしまう誤検知が起きない。人に特化した検知ができるので、管理者への無駄な通報の乱発や誤通報が避けられる。
また、現場に人が侵入すると、プッシュ機能で管理者のスマートフォンに知らせる。カメラ内にはSIMカードが差し込まれており、ドコモ回線を介してスマホなどの外部と通信する。
ロボイーグルアイにオプションの外部スピーカを接続すると、現場に設置したロボイーグルアイで“威嚇音声”を発し、工事現場以外でも有効だろう。昨今頻発しているソーラーパネル設置施設での電線盗難の対抗策としても活用できそうだ。
ちなみに、ロボイーグルアイのカメラは、0〜360度のパン(横方向の回転)と-10〜90度のチルト(上下方向の首振り)が可能だ。30倍の光学ズームと併用すると、広い範囲の監視が実現する。
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