北海道に108店舗を展開する生活協同組合の「コープさっぽろ」は、パナソニック エレクトリックワークス社のサービスを利用して照明を更新している。札幌市中央区のコープさっぽろの「そうえん店」は、2022年10月に開店した新しい店舗だ。
そうえん店の店内は、天井全体に器具本体とライトバー(光源)を一体型にしたLEDベースライト「iDシリーズ」を配し、平台や平ケースといったスポットでは彩光色のスポットライトを設置している。さらに、スポットライト型の空気清浄機「ナノイーX」も設置し、空気を清潔に保っている。
パナソニック エレクトリックワークス社は、コープさっぽろに今後40年にもわたる照明計画も提案している。基本的な契約期間を7年としているが、更新することで、その後も継続的な利用が可能だ。更新の際には、明るさや商品演出などの見直しはもちろん、新しい機器への置き換えも検討される。
LED照明の機能提供型サービスは全国で展開している。コープさっぽろへの導入は、その中でも大規模案件にあたる。パナソニック エレクトリックワークス社は、コープさっぽろでの事例をモデルケースにし、今後はスーパーに限らず工場や事務所など、長時間の照明が必要な施設を対象に営業展開していく。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.