さらにYellには、自主防災力(共助)の強化をサポートする2つのオプションが用意されている。
その1つが、同社のZEH賃貸の太陽光発電設備に蓄電池をプラスしたサービス「DK-ZEHα(ディーケーゼッチ アルファ)」※。平時は電力のピークシフトに活用し、災害時は非常用電源に役立てられる。同社のZEH賃貸同様に、設置する太陽光発電設備や蓄電池は、大東建託グループ会社が所有・維持し、屋根をオーナーから借りて固定価格買取制度(FIT)を利用しながらシステム使用量をオーナーに35年間で還元する仕組みをとる。
採用できる地域に条件あり
もう1つのオプションは、軍手やブルーシートなど防災備品を収納したボックスを出窓ベンチ下に設置するサービス。災害時に防災備品ボックスを地域住民とともに利用することで、地域の防災力強化にもつなげる。なお、設置スペースには着脱可能な木目調のルーバーを取り付け、見栄えにも配慮がなされている。
Yellの販売開始は2022年10月1日※で、販売価格は1棟8戸の建物で坪単価50万5000円。初年度は年間150棟の販売を目指す。
※建築できる地域に条件あり
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