現場写真の整理と管理を行うカエレルのスタッフは、全員が工事現場の経験者があたっている。そのため、保存された現場写真が「何を撮ったものか」や「何を伝えるために撮影したのか」などが分かる。
例えば、ある日に撮影された現場写真が行政の求める写真様式を満たしていないときには、カエレルのスタッフ側から工事現場の担当者に撮り直しなどのサジェスチョンを連絡することもあるという。
これまで、現場写真の整理や管理は、工事の区切りがつくなど担当者に余裕が生まれたタイミングでまとめて処理されることが多かった。しかし、その時点で撮影の間違いや不具合に気が付いても、工事が進んでしまっているので撮り直しはできなかった。だが、カエレルでは1日に1回以上、貸し出したPC内の画像が必ず確認されるので、もし前日に撮影された写真に問題があっても、翌日に撮り直すことが可能になる。
撮影された現場の写真は、最終的には行政に提出する各種帳票に反映される。カエレルのサービス料金には、帳表の作成費用も含まれている。現在、カエレルのサービスは40社ほどの建設会社に採用され、100を超える現場で活用されてきたとのことだ。
人材不足が問題化している建設業だが、加えて2024年から適用される残業時間の規制もあり、働き方を変えることが社会的に求められている。もし、現場写真の整理や管理に長時間を要しているなら、カエレルで労働環境を改善できるかもしれない。
なお、カエレルでは、1カ月間無料でカエレルを使える「お試しパック」を用意している。
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