さらに峠坂氏は、入居者のZEHに対する意識が向上している点にも着目。「住む家を選ぶ際のキーワードで、光熱費削減と快適さを重視する人が増えているように感じる」と見解を述べる。裏付けるように、経済産業省が2021年に新規入居した人を対象に行った調査でも、「ZEHであることが選択のポイントになったか」という質問のうち、60%以上はYESと回答。まさにNEW RiSEは、それらのニーズに全て兼ね備えた集合住宅といえるだろう。
そして、ワンランク上の細かい要望にも対応できる充実したオプションも魅力となっている。例えば、不在時も便利な宅配BOX「e-TAKU+(イータクプラス)」の設置。届け物の心配なく生活を送れるようになるのはもちろん、コロナ禍の感染対策でも、需要は高まっているそうだ。
e-TAKU+以外にも、有事の際に警備会社が駆け付けてくれるホームセキュリティや監視カメラなど、防犯設備も万全。
加えて、シロアリの侵入を防ぎ、基礎に溜(た)まる水を排水しやすくして建物の腐食や錆(さび)を抑える「防蟻集水桝」、防水加工を施したバルコニーの床を傷つけずにエアコンのドレン管(室内機や室外機の内部で結露した水分を屋外に排出するホース)を高比重ゴムで固定する「エアコンドレン管固定用部材」など、オリジナル製品も多数用意している。なお、防蟻集水桝とエアコンドレン管固定用部材は、2021年度の「グッドデザイン賞」を受賞している。
峠坂氏は、「今後も引き続き、ZEHに力を入れていき、多くの人が住みやすい集合住宅を提供していきたい」と言葉を締めた。
新たに、ZEH対応可能な本商品の販売を開始し、さらなる業容拡大へまい進していく大東建託。NEW RiSEは、2022年度で2400棟の契約を目標に設定している。
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