インドにおいても2011年から2020年までは10年間連続で前年を上回り、2020年には1930億USドルと、対2011年比で39%増となり、中国に次いで増加率が高くなっている(図表7)。
韓国では、2013年から2017年までは増加傾向であったが、2018年から2020年までは3年連続で減少した。2020年は779億USドルとなり、対2011年比では21.5%増となった(図表8)。
中国やインドなど、今後ますます経済的な存在感が高まっていくことが推察される国で、建設業のGDPは急速に拡大していることが分かった。特に中国やインドではGDP総額に占める建設業の割合も高く、建設業が重要な産業になっている。また、先進国である米国にでも、建設業のGDPの成長率が日本よりも高いことが注目される。
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