建設業のGDPに関する国際比較「世界1位の中国は10年連続で大幅増」:建設業の人材動向レポート(43)(2/3 ページ)
米国は、2012年から2019年まで8年連続で増加しており、建設業のGDPは順調に拡大している。2020年についてはコロナ禍の影響もあり、前年比3.6%減の7474億USドルとなったが、対2011年比でみると20.5%増となり、日本の増加率を上回った。
【図表4 米国における建設業の実質GDPの推移】 出典:United Nations(国際連合)の「National Accounts - Analysis of Main Aggregates」より建設HR 編集部が作成
ドイツでは、2014年から2020年まで7年連続で増加しているが、2011年から2020年までで7.8%の増加にとどまり、日本の増加率を下回った(図表5)。
【図表5 ドイツにおける建設業の実質GDPの推移】 出典:United Nations(国際連合)の「National Accounts - Analysis of Main Aggregates」より建設HR 編集部が作成
建設業のGDPが世界1位である中国は、2011年から2020年まで10年間連続で建設業のGDPは増え続け、2020年には9803億USドルに達し、対2011年比で81%増と大幅に拡大している(図表6)。
【図表6 中国における建設業の実質GDPの推移】 出典:United Nations(国際連合)の「National Accounts - Analysis of Main Aggregates」より建設HR 編集部が作成
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