L is Bが提供するクラウド型の建設現場向けチャットツール「direct」に、3つのアプリ機能が追加された。
L is Bは、建設業向けビジネスチャット「direct(ダイレクト)」の新バージョン2.0を2022年4月18日にリリースした。
directは、簡単な操作性で現場のコミュニケーションを円滑化し、情報共有のスピード化を実現する国産のチャットアプリ。文字のやりとりだけに限らず、写真や図面ファイルも共有し、スマートフォンやタブレットなどのマルチデバイス対応で、「現場」と「社内」をつなぐ。これまでに、建築・土木・設備をはじめ、流通、小売、金融、不動産業など、導入企業は既に3000社を超えているという。
新バージョンの「ダイレクト 2.0」は、9週間ごとの定期アップデートに加え、チャットをベースにした3つのアプリ(タスク、スケジュール、掲示板)も追加したメジャーバージョンアップとなる。一部のユーザーには先行して提供し、違和感なく使えるかの検証期間を設け、正式リリースに至った。
機能面では、ビジネスチャットのdirectに加え、3つの新アプリ「タスク」「スケジュール」「掲示板」を追加し、現場向けビジネスチャットから、現場業務を一元化したソリューションへと進化させた。
このうちタスクは、チャットのトークルームからタスク(業務)指示をすると、タスク専用アプリに登録され、プロジェクト全体で誰がどのような業務を実行しているか、完了タスクは何か、タスクの状態が一覧で分かる。
スケジュールは、現場でよく使われているホワイトボード型の全体予定表と個人のスケジュールを融合させたスケジュール専用アプリ。特に建設業では、複数の企業が参加するため、建設工程のスケジュール共有や管理に有効となる。
掲示板は、現場で共有したい業務ノウハウ、従業員や協力会社のスタッフに直接伝えられるオープンチャンネル。トピックスを投稿した際、閲覧者から「いいね!」を付けられるほか、メッセージだけでなくPDFや写真などのファイル形式でも投稿が可能となっている。
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