SMKは、電灯の点灯監視などによる道路照明柱の傾倒など、道路付属物の状態を検知する点検業務支援システムの構築で役立つセンサー基板を開発した。同社は、このセンサー基盤を用いて、加藤組やNEC、かがつう、荒谷建設コンサルタントとともに、広島県で「道路照明柱の傾倒などを検知するシステム」の実証実験をスタートした。
SMKは、加藤組やNEC、かがつう、荒谷建設コンサルタントとともに、広島県で「道路照明柱の傾倒などを検知するシステム」の実証実験を2021年7月にスタートしたことを同月20日に発表した。なお、実験は、広島県の委託事業「道路付属物(道路照明灯)自己点検システム構築業務」に基づき実施されている。
SMKはこれまでに、電灯の点灯監視や亀裂や腐食などによる道路照明柱の傾倒など、道路付属物の状態を検知する点検業務支援システムを構築するため、さまざまなセンサーと無線通信モジュールを搭載したセンサー基盤を開発している。
このセンサー基盤は、自動点滅器内に組み込み、道路照明柱に設置することで、無線通信を使用し定期的に、センサーがセンシングしたデータをNECのクラウドサーバにアップロードできる。
今回の実証実験では、上記のセンサー基盤を活用している。具体的には、通信費を発生させないために、920MHz帯のSMK製オリジナルプロトコル無線を利用し、自動点滅器内の無線通信モジュールと、道路を巡回監視するパトロールカーに搭載するゲートウェイ間でデータを通信し、センサーの情報を収集する構成。
この構成により、山間部など一般的な公衆無線回線を使えない場所にも応じられ、巡回監視中に接近した道路照明柱の情報を収集することで、電灯の故障や道路照明柱の根本腐食による傾倒などの異常を検知することも可能としている。
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