取り付けが簡単なアームスライダーだが、取り外しも難しくはない。金属のロック部などへの取り付けでは、取り外した跡も残らない。これは、コロナ禍が収束した後の想定はもちろん、賃貸しているオフィスを退去するような場合でも安心に使える。
甲子化学工業では、簡単できれいな取り外しに役立つ専用ツールを別売オプションでも用意している。しかし、両面テープで取り付けられている製品の場合は、釣り糸などを使うと容易に取り外しできるとのことだ。
ハンドルを外した後はテープを剥(は)がすが、この際は道具を使わず、手だけで行える。もし糊(のり)が残ったら、シール剥がし液などを使うときれいになる。さらに取り外したアームスライダーは、別途両面テープを用意することで別の場所に取り付けて再利用できる。
甲子化学工業では、この取り外しツールの他、専用にデザインしたカバーも用意している。これはダークグレー、ベージュ、グリーンなどの7色を取り揃えたもの。乳白色のアームハンドル本体をぐっと親しみやすくする。カバーを頻繁に交換することで、接触箇所を清潔に保つことにも役立つという。
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