福岡市の下水道工事で写真管理業務の効率化実証、「蔵衛門」導入導入事例

ルクレは、福岡県福岡市の公民連携事業「mirai@」の建設DX実証プロジェクトにおいて、建設DXプラットフォーム「蔵衛門」を活用した下水道工事の写真管理業務効率化を支援する。

» 2025年12月02日 16時00分 公開
[BUILT]

ルクレは2025年11月28日、福岡県福岡市の公民連携事業「mirai@(ミライアット)」の建設DX実証プロジェクトに実施事業者として採択されたと発表した。建設DXプラットフォーム「蔵衛門」を活用し、下水道工事現場をフィールドに、写真管理業務の効率化と品質管理の強化を支援する。

 福岡市では地場建設業の生産性向上を支援する目的で、スタートアップ企業との協業マッチングなどに取り組んでいる。

 今回の実証プロジェクトでは、福岡市道路下水道局発注の下水道工事現場において、工事の進捗を記録するために日々撮影する大量の写真整理の効率化と、撮影漏れの防止に取り組む。下水道の写真撮影要領に対応する撮影時ガイダンス機能、写真の自動整理機能などにより管理業務の効率化を推進する。

 工事現場で作業終了後に行う写真の分類/選別などの事務作業は長時間労働の要因となっている。また、撮影漏れが発覚した際には各施工段階の記録が十分に残せず、品質管理に支障を来す可能性があった。蔵衛門の導入により、長時間労働の縮減と撮影漏れ防止による品質管理の徹底を目指す。

ルクレ サービス営業部部長 富田香織氏(左)、福岡市副市長 光山裕朗氏(右) 出典:ルクレプレスリリース

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