ライカジオシステムズは、i-Constructionのソリューション開発や販売の強化を目的に、土木向けソフトウェアで開発力を有するジオサーフCSを吸収合併した。
ライカジオシステムズは、ジオサーフCSを2020年9月1日付で吸収合併したと発表した。
両社の合併により、i-ConstructionやCIM/BIM向けのソリューションの拡充を図り、サポートも含めたワンストップで提供する体制が整う。また、ジオサーフCSが保有する土工向けの専門知識と販売網を生かし、ライカジオシステムズ製の非破壊検査製品などの販売拡大につなげるとともに、日本独自の建設プロジェクトに適したアプリケーション開発も目指す。
合併後の組織体制は、ジオサーフCSの製品やサービスに関する販売及びサポートは、ライカジオシステムズ内で新たな事業本部を設置して業務を引き継ぐ。一方で、ライカジオシステムズのマシンコントロール製品の販売とソフトウェア開発は、ジオサーフCSがライカジオシステムズ社内の事業本部となり、継続して担当する。
ライカジオシステムズ 代表取締役社長 日比孝典氏は、「ジオサーフCSが持つ国内の建設業に関する専門知識とソフトウェア開発能力が、ライカジオシステムズの最先端デジタル建設ソリューションと融合し、組織体制も一本化することで、日本特有の複雑で多岐にわたる要件を満たす製品やサービスを会社全体で提供できるようになる」と期待を寄せる。
なお、ジオサーフCSは、2002年に創業したジオサーフとライカジオシステムズが2018年に、日本市場の進出を見据え設立した。
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