ブースでは、200HS アンテナと同じ米GSSIの地中レーダーシステム「ユーティリティスキャン スマート」も展示。200HS アンテナに比べると探査深度が浅く、地下3.5〜5メートルをカバーする価格を抑えたモデルとなっている。また、一般的な探査機が重さ30キロ以上に対し、15キロと、片手で持ち上げられるほどの軽量化を図り、現場での持ち運びも考慮されている。
国や都道府県以外にも、各市町村が管理する橋やトンネル、道路は、構造物の寿命が迫っているが強度調査やメンテナンスが行き届いていないのが実態だ。KEYTECは、コンクリート探査に不可欠なセンサーや機械を提供することで、事故を未然に防ぐことを目指している。
総力特集:
メンテナンスと国土強靭化(ナショナル・レジリエンス)に焦点を絞った建設総合展「メンテナンス・レジリエンスOSAKA 2020」が2020年7月29日、インテックス大阪で開幕する。
コロナ禍の中で、ひさびさとなる建設展の開催となった本展では、インフラ検査・維持管理をはじめ、建設資材、防災・減災、i-Construction、労働安全衛生など、最先端の資機材やサービスが一堂に会する。特集ページでは、会場でのブース取材やセミナーレポートで、インフラの最新テクノロジーや市場動向を紹介する。
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