単なる映像や音声の共有にとどまらず、AIが現場状況の変化を検知すると管理者へ即時に通知する。現場監督者が緊急連絡への対応などで監視を一時中断した場合、一定時間が経過すると管理者にアラートが届く。複数現場を同時に確認していても、すぐに異変を察知して即対処できる。
加えて、映像内の人物をAIで自動検出してモザイク処理を施す機能や音声オフ対応などプライバシーに配慮した設定にも対応する。
クラフティアの担当者は「各支店に安全指導員を配置し、現地で安全管理指導を行っているが、人員の制約上、全ての現場を巡回できるわけではない。しかし実際に現地を目にすることで気付ける改善点は多い。遠隔管理を導入すれば、安全指導員1人で複数現場を確認できるようになる」と説明する。
さらに「1日8時間の作業のうち、感電リスクが高いコアな作業時間は一般的に2〜3時間程度で、リスクの高い作業を重点的に確認することで、事故低減にもつながる。移動時間がなくなり、その分を安全教育など他の業務へ充てられるようになる」と続けた。
クラフティアモデル ウェアラブルカメラはクラフティアの複数の現場で導入し、その有効性を検証済みだ。担当者は、電気設備工事業者とメーカーが協力して開発に取り組んだことで、「配電工事という特殊な環境に合わせた仕様を実現し、現場で使える形にできた」と自信をのぞかせた。
今後も機能拡充を続け、AIを活用したミーティングの評価や作業内容の分析など、ナレッジ活用につながる機能も準備中だ。
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