ボーダレス・ジャパンが提供する再生可能エネルギー100%の電力サービス「ハチドリ電力」が、ASNOVAの全直営機材センター24拠点に導入された。建設資材の保管/管理を担うバックヤード拠点で使用する電力を、再エネ100%の電力へ切り替え、スコープ2排出量の削減を進める。
ボーダレス・ジャパンは2026年5月21日、再生可能エネルギー100%プランのみ販売する電力サービス「ハチドリ電力」が、足場レンタル/販売事業を展開するASNOVAの全直営機材センター24拠点に導入されたと発表した。資材を保管/管理するバックヤード領域で使用する電力を再エネ電力に切り替えることで、CO2排出量を削減し、建設業のサプライチェーン全体での脱炭素化につながる。
建設業界では、施工現場で使用する燃料や建設資材の環境負荷低減が注目されている。資材センターや機材保管拠点で使用する電力もCO2排出源の1つで、照明設備や各種機器、管理システムなどで日常的に消費する電力はスコープ2(エネルギー起源の間接排出)に該当し、拠点が多い企業ほど影響が大きくなる。
ASNOVAは、東北エリア2カ所、関東エリア9カ所、中部エリア6カ所、関西エリア4カ所、中国エリア1カ所、九州2カ所の計2カ所に機材センターを設置している。足場のレンタル/販売を通じて、資材を共有/循環利用する事業を展開していることから、機材センター運営時に発生するCO2排出量削減を重要課題の1つとして位置付けていた。
今回のハチドリ電力の採用について、機材センター運営に伴う使用電力を再エネ100%電力に転換できるだけでなく、電気料金の一部が社会課題の解決に還元される活用する仕組みが、ASNOVAの理念と合致したことを挙げている。
ハチドリ電力は毎月の電気代の1%を社会貢献活動に取り組む団体の支援に、もう1%を新しい再エネ発電所増設のための基金として活用する仕組みだ。ASNOVAの担当者によれば、導入前のシミュレーションで従来より電気代が1割程度下がる可能性あると試算され、「社会性だけではなく会社として無理なく続けられる現実感があった」としている。
ハチドリ電力は今後も建設業界をはじめとする多拠点事業者に対し、電力切り替えによる脱炭素化支援を進める。
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