四足歩行ロボットで建設現場の通信ネットワーク実証、アールティが東急建設に協力ロボット

アールティは、東急建設が施工する建築現場で、国産四足歩行ロボットを用いた通信ネットワークの技術検証と実証実験に協力した。

» 2026年05月21日 19時00分 公開
[BUILT]

 アールティは2026年5月7日、東急建設が施工する建築現場で、2025年11〜12月にかけて、国産四足歩行ロボットを用いた通信ネットワークの技術検証と実証実験に協力したと発表した。建設中の現場で想定される不整地環境で、ロボットの走破性や無線ネットワーク経由での情報取得/共有の有効性などを検証した。

 実証は、東急建設が実装を進めるロボット向け無線通信ネットワークの技術検証と、アールティが開発する国産四足歩行ロボットの現場環境下での実地検証という、両社の技術テーマが一部重なったことから実現した。

 実証では、東急建設から提供されたカメラなどの外部機器を四足歩行ロボットに搭載。段差やスロープ、障害物を含む環境で走行試験を行い、走破性や運用上の課題を検証。また、建設現場でのリスクアセスメントも実施し、人との協働を前提とした安全対策についても確認した。

四足歩行ロボットによる建設現場での実証実験の様子 出典:アールティプレスリリース

 十業では、不整地や仮設構造物が混在する環境における走破性評価データを蓄積したほか、通信技術と移動ロボットを組み合わせたソリューションとしての有効性と改善点を整理した。今回の成果により建築現場だけでなく、インフラ点検/プラント/災害対応などへの展開を見据えた基礎的な知見を得たとしている。

 今後は、四足歩行ロボットを含む脚式ロボットの開発と実用化を進めるとともに、他業界での実証フィールド拡大や他社製四足歩行ロボットの運用経験を持つ企業との協業も視野に入れる。

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