DRONE SPORTSは、非GPS環境に対応した狭小空間点検ドローン「Rangle Pro」を発売した。屋内や配管内部など、GPSが使えない狭小空間でも安定飛行する。また、点検ドローンの操作に要する習熟期間を最短3日に短縮した。
ドローンレースのプロチーム「RAIDEN RACING」を運営するDRONE SPORTSは2026年3月31日、非GPS環境に対応したインフラ点検ドローン「Rangle Pro」の提供を開始した。
Rangle Proは、独自に開発した自律制御プログラムを搭載し、非GPS環境でも安定飛行が実現する。天井裏や地下ピット、φ300ミリの配管内部といった狭隘空間での点検用途に特化した(従来機の対応配管径はφ800ミリ)。
従来、非GPS環境でのドローン操作には高い操縦技術が必要で、点検レベルに到達するまでに3〜6カ月程度を要するケースもあった。DRONE SPORTSはこうした課題に対し、現場主導で点検業務に導入しやすくし、「初心者でも導入から3日程度で点検業務に活用できる」とPRすrる。
機体寸法は233(幅)×88(高さ)×225(奥行き)ミリで、重さは680グラム。飛行時間は10分、カメラ可動域は上下90度。使用周波数帯は2.4Ghz/5.7Ghz、通信可能距離は400メートル。
インフラ設備の老朽化が進む中、狭小空間の点検では人の立ち入りが難しく、安全確保も課題となっている。このためドローン活用への期待が高まっているものの、非GPS環境での安定制御が技術的な障壁となっていた。
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