「ワークサイト」に手書きサイン機能を追加、ID未保持者でもスマホで作業承認が完了

エムシーディースリーは、現場の施工管理サービス「ワークサイト」に、作業予定の受領や作業実績の確定をスマホから手書きで可能にする新機能を追加した。

» 2026年03月13日 12時00分 公開
[BUILT]

 エムシーディースリーは2026年3月4日、現場の施工管理サービス「ワークサイト」で、作業予定の受領や作業実績の確定をスマートフォンやタブレット上から手書きでサインできる「手書きサイン機能」をリリースした。

 手書きサイン機能は、主に協力会社の職長からサインを受領するために使用するもので、グリーンサイトに加入していない協力会社の職長に加え、スマホ、タブレットを持っていない職長でも、紙の書類を使わずに作業の承認ができる。既にグリーンサイトのIDを持っている職長は、従来通りワークサイトへのログインで電子承認が可能だ。

ID未保持者も作業承認が可能となり、現場のペーパーレス化が前進

職長にデバイス画面へ手書きで直接サインしてもらうことで、紙の書類を使わずにワークサイト内で作業承認を完結 職長にデバイス画面へ手書きで直接サインしてもらうことで、紙の書類を使わずにワークサイト内で作業承認を完結 出典:エムシーディースリープレスリリース

 ワークサイトは、建設業向けクラウドサービス「建設サイト・シリーズ」のラインアップの1つで、作業予定から、KY活動記録、ゲートや揚重機の使用予定まで、さまざまなデータを一元管理するサービス。これまでに建設現場の施工管理や調整業務のデジタル化を支援するべく、建設現場の各種作業や手続きをスマホやタブレットで完結する機能を提供してきた。

 しかし、まだ紙の書類に頼らざるを得ない状況も存在しており、その1つに現場での作業承認プロセスが挙げられる。職長がスマホなどのデバイスを所持していない、IDやパスワードを忘れてしまったといった個別の事情の他、所属する協力会社がグリーンファイル(労務/安全衛生管理の書類)を管理するサービス「グリーンサイト」に加入していない場合は承認作業をデジタルで完結できず、そのためだけに書類を印刷してサインをもらう必要があった。

 そこでエムシーディースリーは課題解決のため、ワークサイトに新たに手書きサイン機能を開発した。紙の書類ではなく、ワークサイトの画面に指で直接サインを記入し、現場作業を大幅に効率化する。

 手書きサイン機能では、元請会社の現場職員はワークサイトにログインし、「サインで受領する」ボタンをタップすることで、手書きサイン画面を表示できる。協力会社の職長は、提示された画面に指で直接サインを記入するだけで、作業予定の受領や作業実績の確定が可能になる。

「サインで受領する」をタップ(左)すると、デバイス上に手書きサインを入力する画面が表示(右) 「サインで受領する」をタップ(左)すると、デバイス上に手書きサインを入力する画面が表示(右) 出典:エムシーディースリープレスリリース

 元請会社側では、設定画面で企業全体、もしくは現場単位で利用範囲を柔軟に設定できる。

元請会社用ワークサイトPC画面では、機能の使用範囲を設定できる 元請会社用ワークサイトPC画面では、機能の使用範囲を設定できる 出典:エムシーディースリープレスリリース

 記入されたサインは画像で保存され、PCやスマホからいつでも確認できる。帳票上では「サインで承諾」と表記され、承認の証跡が明確に残る。

サインを受領済みの場合は「済」の印が表示(左)。サインは画像で保存され、いつでも確認可能だ(右) サインを受領済みの場合は「済」の印が表示(左)。サインは画像で保存され、いつでも確認可能だ(右) 出典:エムシーディースリープレスリリース

 手書きサイン機能の導入により、作業予定や実績承認で紙書類の印刷、回覧、ファイリングといった手間とコストの削減につながる。承認のためだけに事務所に戻る必要もなくなり、現場職員の業務負担を大幅に軽減する。

 グリーンサイトの利用状況やITツールの習熟度を問わず、現場に関わる全ての協力会社や職長が同じデジタル承認フローに参加。そのため、元請会社は管理プロセスを一本化し、現場全体の生産性が向上する。

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