施工履歴/点群/IoTデータをクラウド統合 トプコンが施工管理IoT基盤「SiteNow」発売現場管理

トプコンは、ICT建機の施工履歴データやスキャナーなどで取得した点群データ、IoTセンサーから得た現場情報などをクラウド上で統合し、リアルタイムでの現場マネジメントを支援するクラウドサービス「SiteNow」を発売した。

» 2026年03月09日 15時00分 公開
[BUILT]

 トプコンは2026年3月4日、建設現場の施工管理業務を支援するクラウド型のIoTプラットフォーム「SiteNow」を発売した。リアルタイム施工マネジメントシステム「Sitelink3D」と連携し、ICT建機から取得する施工履歴データに加え、スキャナーやドローンで取得した点群データ、各種IoTセンサーから得た現場情報などをクラウド上で統合。利用者は現場全体の作業状況をリアルタイムに把握でき、工程の遅れや手戻りを防止するための迅速な意思決定が可能になる。

SiteNowの利用イメージ 出典:トプコンプレスリリース

 SiteNowは、Sitelink3Dから取得した施工履歴データを蓄積し、進捗状況を3Dヒートマップで可視化。土量数値や進捗率、遅れ日数などを数値で管理できる。さらにガントチャートによって過去の施工状況を時系列で確認できるため、作業証明や後日の問い合わせ対応にも活用できる。

 進捗状況はWeb上で時間や場所を問わずに確認でき、現場監督の負担軽減や作業計画立案の効率化を支援。関係者間での情報共有が容易になり、現場と事務所、発注者間の意思疎通を円滑化する。

 また、出来形検査データを3Dで確認でき、国土交通省の出来形管理要領に準拠した帳票形式での出力にも対応。スキャナーやドローンによる点群データも取り込める。統合した点群データから土量計算やヒートマップ表示、出来形検査データの生成まで一連の作業を効率化する。

 新サービスはクラウド型カメラや温度計などのIoTセンサーとも連携可能で、現場環境の把握や安全対策、環境管理への活用も想定している。複数の現場や複数工区にまたがる大規模工事も一元管理可能。各現場の進捗率や遅れ日数を俯瞰的に把握することで全体最適の施工マネジメントを支援する。

 トプコンは、測量機器からICT建機システム、施工履歴管理システムまで一貫したソリューションを提供してきた。SiteNowはこれらのデータをクラウド上で統合し、施工履歴を軸に現場、事務所、発注者をつなぐプラットフォームとして建設現場の管理業務の最適化を図る。複数メーカーの建機が混在する現場でも施工履歴データをまとめて管理できるため、現場環境や使用機材に左右されない施工管理を可能にする。

 新サービスの国内標準価格は、5現場で新規1カ月3万3000円、延長1カ月2万7500円、1年利用は19万8000円、5現場追加オプションは月額1万1000円(いずれも税込み)。

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