費用対効果が見込める建設AIの伴走開発やopenBIM準拠のBIMコンサル、ONESTRUCTION第10回 JAPAN BUILD TOKYO(1/3 ページ)

鳥取を拠点とする建設テック企業のONESTRUCTIONは、BIM/CIM導入から高度利用までを支援するコンサルティングサービスに加え、IFC運用の課題を解消するデータ品質管理ツール「OpenAEC」、AI活用による図面データ検索プラットフォームなど、現場の生産性向上に資するサービスを提供している。

» 2026年01月22日 16時35分 公開
[加藤泰朗BUILT]

 鳥取県鳥取市に本社を置く建設テックのONESTRUCTION(ワンストラクション)は、「第10回 JAPAN BUILD TOKYO−建築・土木・不動産の先端技術展−」(会期:2025年12月10〜12日、東京ビッグサイト)の構成展「第5回 建設DX展」に出展した。

 ONESTRUCTIONは、openBIMを軸に建設分野のソリューション開発を進める2020年設立のスタートアップ企業。展示ブースでは、現場の課題解決からデータ基盤の構築までを射程に入れたサービス群を「BIM/CIM」「Product」「New Project」の3つのパートに分けてパネルで示し、来場者に活用シーンを提示した。

ONESTRUCTIONの展示ブース。BIM/CIMからプロダクト、新規プロジェクトまで幅広いサービスを紹介 ONESTRUCTIONの展示ブース。BIM/CIMからプロダクト、新規プロジェクトまで幅広いサービスを紹介 写真は全て筆者撮影

BIM/CIM導入から高度利用までを支援

 BIM/CIMのパートで紹介したのは、「導入」から「活用」「応用/高度利用」までを支援するサービス群だ。

 導入支援では、最適なソフトウェア選定から、社内で運用できる体制づくり(内製化支援)、操作技術の習得に向けた研修までを提供する。ブース担当者は「目的が曖昧なまま高額なソフトを導入しても結局は使い切れない。そのため、最初に目的と進め方を整理して導入方法を提案する」と説明。操作のレクチャーは、ONESTRUCTION社員が講師を務める集合または個別の研修に加え、チャットによる質疑支援も行う。チャットは履歴が残るため、「社内の知見が蓄積し、後から参照できる。技術継承の点でもメリットがある」と強調した。

 活用支援では、設計業務や施工管理の3Dモデリングを実務面からサポート。ONESTRUCTIONはBIMやCIMのルールやガイドライン作成に携わってきた経験があり、ブース担当者は、「土木積算用のCIMモデルや建築確認申請用のIFCモデル作成に対応できる点が強み」とし、各社の業務に合わせた活用提案も得意分野とPRした。

 応用や高度利用の領域では、buildingSMART Internationalが提唱する「openBIM」の考え方を実プロジェクトやソフトウェア開発に実装する支援を行う。具体的には、ワークフロー設計、R&D、ユースケース開発、技術標準の設計などを担う。

BIM/CIMの利用段階別に支援サービスを紹介するパネル。右から左へ「導入」「活用」「応用/高度利用」の順に展開 BIM/CIMの利用段階別に支援サービスを紹介するパネル。右から左へ「導入」「活用」「応用/高度利用」の順に展開
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