エアロトヨタは、河川巡視点検への適用を目的に、「レベル3.5飛行」のデモを実施した。動画撮影や垂直写真撮影、レーザー計測を実施し、河道内の地形データや現況情報を取得した。
エアロトヨタは2026年2月6日、河川巡視点検への適用を見据え、ドローン(UAV)の「レベル3.5飛行」によるデモ飛行に成功したと発表した。
レベル3.5は、国土交通省が2023年末に従来のレベル1〜4に加えて新設したドローンの飛行区分だ。前の段階となるレベル3は、無人地帯での目視外飛行を指し、要件として飛行経路下に第三者が立ち入る可能性がある場所で、補助者や看板の配置などの措置を求めていた。レベル3.5では、デジタル技術の活用(機上カメラ)、技能証明の保有、保険加入を条件に、立入管理措置が不要となった。
今回のデモ飛行は、国土交通省 関東地方整備局の荒川上流河川事務所管内で実施した。ドローンで動画撮影と垂直写真撮影、レーザー計測を行い、河道内の地形データや現況情報を取得した。
今後は、取得した各種データの分析と整理を進め、河川巡視業務への適用性を評価する。従来の目視中心の巡視に比べ、ドローン活用で広範囲の状況や定量的な地形をいかに効率的に把握できるかを検証する。
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