GENBAx点検はまだ新しいサービスだが、第10回 JAPAN BUILD TOKYO会期の2025年12月時点で既に複数の機能を拡充している。
その1つが点検予定の周知機能だ。設定された点検予定を画面上の表示や「direct」「LINE WORKS」などのチャットから関係者に知らせ、確実な点検実行を促し、点検忘れを防ぐ。通知は予定だけでなく、点検未完了や各種承認、点検実施状況もリマインドできる。
現場点検をデジタル化するサービスは他社にもある。しかし、SORABITOでは「点検予定を通知する機能は他社にはあまりない」と強調する。実現の背景には、現場のペーパーレス化に取り組む際に獲得したノウハウがあったという。建機でどのようなチェックが必要か、足場を組み立てた後に大雨が降るようなイレギュラーな事態が発生すると、その後にどのような工程で使用するかなど、現場視点の知見が予定管理の新機能実装につながった。
新しく追加した点検状況把握と点検予定周知の連携機能。directとの連携は、ユーザー企業の竹中土木から、協力会社に対するメール以外のリマインド方法として要望が寄せられたのがきっかけとなった 出典:SORABITO Webサイト他の新しい機能では、事前に対象現場を設定しておけば、電波が通じない環境でもアプリをダウンロードせずに、Webブラウザ上でオフライン点検ができるようになった。また、レンタル機器管理アプリ「i-Rental 注文」とリンクし、建機など点検対象の登録も可能になった。
2026年夏にも安全管理に関する新機能の追加を計画している。建設業では、墜落/転落、建設機械との接触/巻き込み、崩壊/倒壊の3大災害が多発しており、対策としてKY活動(危険予知活動)や予防計画の策定などを現場で行っているが、こちらもまだ紙主体で安全衛生責任者の負担となっていることが多い。開発中の機能では、KY活動(危険予知活動)、作業計画、火気使用届、安全日誌の作成を効率化する機能となる見通しだ。
第10回 JAPAN BUILD TOKYO:施工管理をショート動画で学ぶ 建設OJTの限界を乗り越えるWeb学習サービス
第10回 JAPAN BUILD TOKYO:竹中工務店と開発した自動で付いてくる台車やソーラー充電の電源を提案、レンタルのニッケン
第10回 JAPAN BUILD TOKYO:80歳でも使える業務管理アプリ “現場”を知るプロが作った「現場Hub」
第10回 JAPAN BUILD TOKYO:費用対効果が見込める建設AIの伴走開発やopenBIM準拠のBIMコンサル、ONESTRUCTION
第10回 JAPAN BUILD TOKYO:建設業の経理業務/発注管理を“もっと楽に”する統合プラットフォーム
第10回 JAPAN BUILD TOKYO:AI×iPhoneで現場の3D点群化から報告書作成までを効率化、One Technology Japan
第10回 JAPAN BUILD OSAKA:パナソニックとトヨタが設立したPLTが開発 着工から竣工までを一元的に記録する「CONSAIT」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
人気記事トップ10