SORABITOの「GENBAx点検」は、建設現場の始業前確認や安全パトロールがスマートフォン上で完結し、点検から書類作成までをペーパーレス化する2024年4月に提供を開始したサービスだ。規模の大小を問わず全国の現場で使われ、その数は拡大中という。最新アップデートでは、協力会社などに対して点検忘れや漏れを防止する新機能を搭載した。
SORABITO(ソラビト)は、「第10回 JAPAN BUILD TOKYO−建築・土木・不動産の先端技術展−」(会期:2025年12月10〜12日、東京ビッグサイト)の構成展「第5回 建設DX展」で、「GENBAx点検」をPRした。GENBAx点検は、2024年4月に市場に投入した建設現場のあらゆる点検業務をペーパーレス化するサービス。今展では新機能の紹介と共に、“現場の点検業務をペーパーレス化して業務効率を上げる”というGENBAx点検の基本的なメリットを訴求した。
工事現場ではさまざまな点検業務が紙ベースで日常的に行われているが、無駄や手間が多く発生している。一例として建設機械の点検では、点検項目も車両やコンプレッサーなど車種によって異なる上、対象に合わせた帳票を用意しなければならない。また、従来ながらの紙の記録では、帳票の準備や配置、記録、回収、整理といった一連の処理も伴う。紙は風雨による帳票の汚れや紛失、記入漏れや記入ミスといったトラブルも起きる。自社だけではなく協力会社も含めた点検では、責任の所在があいまいになってしまう懸念もある。
GENBAx点検を使った点検手順としては、機械や設備、安全対策などの点検対象にQRを発行することからスタートする。建機であれば、専用に発行したQRを車体に貼り付ければよい。点検時にはスマートフォンでQRを読み込むと、IDやパスワードは要らず社名と名前を入力するだけでログインでき、画面上にチェック項目が表示されるので点検自体はタップだけで完了する。紙の点検票で運用していた内容に準拠したければ、独自に項目を設定することも可能だ。
点検票の準備や現場での記録以外にも、紙の点検票を一定期間ごとに回収し、承認する手間も不要になる。スマホで登録した点検結果は、リアルタイムにPC上で確認でき、作業完了状況を集計して日々の点検状況を可視化できる。承認は電子化されているため、いつでもどこでも完了し、多段階の承認機能で安全管理部など他部署への回覧する煩わしさも解消される。点検プロセス全体がオンラインで完結するため、日々の点検からレポート書類の作成、承認、管理までが一気通貫で大幅な効率化が見込める。GENBAx点検の導入によって、建機1台あたりの点検時間で15分から10分への短縮が見込め、1カ月当たりあたりの作業時間では3営業日分を削減した例もある。
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