2024年における賃金変動区分別の転職者の割合は、建設業への転職者の49.5%(3割以上増、1割〜3割増、1割未満増の合計)で賃金が増加しており、調査産業計の40.6%を大きく上回った(図表5)。
年齢階級別に建設業と調査産業計を比較すると、全ての年齢階級で、建設業のほうが転職により賃金が増加した割合が多い。特に29歳以下が建設業では69.7%で賃金が増加し、調査産業計の48.9%を大きく上回っている(図表6、7)。40歳代についても建設業では63.1%で賃金が増加し、調査産業計の47.3%を大幅に上回った。
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