SORABITOは、建設会社が導入する「GENBAx点検」とレンタル会社が利用中の「i-Rental 注文」のデータ連携により、レンタル会社が出庫した建設機械を点検対象として直接取り込めるようにした事例を発表した。
SORABITOは2025年11月12日、建設会社の田中組が導入する「GENBAx点検」と、建設機械レンタル会社の北海産業が利用する「i-Rental 注文」のデータ連携を実現したと発表した。建設会社が「i-Rental 注文」で手配したレンタル建機の情報が、「GENBAx点検」上で自動的に点検対象として登録され、点検準備の手間が削減できる。
「GENBAx点検」は、建設現場の建機の始業前点検や仮設設備の安全確認、作業員の健康チェックといった点検業務をペーパーレスで行えるクラウドサービス。「i-Rental 注文」は、レンタル会社向けの注文管理システムだ。
GENBAx点検は、元請や協力会社、レンタル品/自社保有を問わず建機を点検対象として登録可能だ。i-Rental 注文とのデータ連携により、レンタル会社側の出庫情報がそのまま点検システムに取り込まれることで、登録作業の手間を削減できる。
SORABITOは今回の取り組みについて、建設業界での機械の受発注から現場での点検/安全管理までを一貫してデジタル化する第一歩として位置付けている。
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