L is BとArchは、建機を一元管理できるクラウドサービス「Arch」シリーズと現場向けビジネスチャット「direct」との連携を開始した。建機レンタル品の見積もりや発注がdirect経由でリアルタイムで共有可能になり、確認漏れを防ぐ。
L is BとArchは2025年5月28日、現場向けビジネスチャット「direct」と建設機械管理クラウド「Arch」シリーズとの機能連携を開始した。
Archシリーズは、建設現場の建機レンタルの見積もりや発注といった管理、安全点検業務をデジタル化するプラットフォーム群だ。directは、建設業やインフラ業などの現場作業者向けに特化したチャット機能を備える。
機能連携の第1弾として、建設現場管理ツール「Archレンタルプラットフォーム」上で発生する見積もりや発注情報をdirect経由でリアルタイム共有を可能にした。従来のメールや電話での確認作業が不要になり、スピード感を持った現場の対応が実現する。各種情報はチャット内で一元管理され、見逃し防止にもつながる。
両サービスを導入している西松建設は、Archレンタルプラットフォームの見積もりや発注に関する通知が、directにリアルタイムで共有されることで、現場業務の効率化につながるとコメント。
今後は、機械点検のデジタル化ツール「Arch安全セーフティ」で点検状況や申請依頼の通知などもdirectで配信できる機能アップデートを予定している。
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