富士通ゼネラルは、外部温度差最大マイナス20度の冷却性能を持つコンパクトモデルのウェアラブルエアコンを開発した。メーカー希望価格は6万円(税別)。
富士通ゼネラルは2024年12月5日、外部温度差最大マイナス20度の冷却性能を持つウェアラブルエアコンの次世代モデルを開発し、ECサイトで予約受注を開始した。2025年春の販売開始を予定している。
メーカー希望価格は6万円(税別)、2025年3月31日までの申し込みで早割4万5000円(税別)が適用される。
新製品は、ペルチェ素子を利用した業務用水冷式ネッククーラー「コモドギア」のコンパクトモデル。冷却パワーを維持しながら、手軽で使い勝手の良いネッククーラーとして開発した。従来は分離されていた冷却ネック部と水冷式熱交換部を一体化し、チューブレス仕様に変更。これまで腰に巻いていた熱交換部の装着が不要になり、装着時間を約3分の1(10秒)に短縮した。
富士通ゼネラルのウェアラブルエアコンには、自社の強みである空調技術やノウハウを応用している。内蔵する熱交換部でペルチェ素子から発生する熱を水に放熱し、40℃を超える過酷な環境でも一貫して高い冷却性能を発揮。主に鉄鋼業やプラント業など、過酷な猛暑下で働く職場がある国内企業500社以上で採用されている。
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