清水建設は、自律制御機能と環境認識機能を実装したブルドーザー「Smart Dozer」による盛土工事の実証施工を開始した。
清水建設は2025年7月15日、ボッシュエンジニアリング、山崎建設(崎はたつさき)と共同開発した自律施工型ブルドーザー「Smart Dozer」による盛土工事の実証施工を開始したと発表した。動作検証を経て、2025年内に実現場への適用を目指す。
Smart Dozerは、運転動作の自律制御システムと環境認識システムを実装したブルドーザー。動的に変化する施工環境に対応するため、周囲の土砂や障害物、人や機械を高精度に検知する環境認識システムと、車体操作や緊急停止などを行う自律制御システムを搭載している。
2024年度までの研究成果として、設定したプログラム通りに敷ならし作業を遂行する自動運転を実現している。
実証フィールドでの動作検証では、環境認識システムに、待機場所から敷ならしエリアまでの移動経路やエリア内での施工経路を自律的に導き出す「経路自動生成ソフト」を組み込み、建設機械自らが周辺状況を検知して最適な動作を判断する自律運転の実現を目指す。
(※)本記事は制作段階で生成系AIを利用していますが文責は編集部に帰属します(ITmedia AI倫理ポリシー)。
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