アクティオは、熱中症予防のレンタル商品として、熱中症リスク判定カメラ「カオカラ」や太陽光パネル搭載のユニットハウス「オフグリットハウス」、9項目を一括測定する遠隔監視制御システム「みまわり伝書鳩」などを提供している。
アクティオは2024年7月17日、「レンタル」と「コンサルティング」を合わせた造語「レンサルティング」のもと、夏季の労働環境改善に役立つ、多様な暑さ対策のレンタル商品やサービスを発表した。
熱中症は、現代社会において深刻な健康リスクとなっている。高温多湿な環境下で体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体内の調整機能が働かなくなることで発症を引き起こす。以前は、日射病や重症度に応じて熱疲労、熱けいれん、熱射病など、さまざまな呼ばれ方をしていたが、現在は包括して「熱中症」と総称するようになった。
アクティオは、こうした熱中症リスクに対応するため、AIカメラや冷却装置、空調機器など、最新技術を駆使したレンタル商品を多数用意している。
ラインアップのうち、熱中症リスクを判定するAI(人工知能)カメラ「カオカラ」は、タブレットでユーザーの顔を撮影して、熱中症リスクを4段階で表示する。判定時間は最大3秒で、リスク判定データを一元管理できるため、管理者は全体や個々の状況をいつでも迅速に把握できる。
簡易事務所としては、クーラーが付属した簡易休憩所「冷える〜む 2」、付属ブロアで空気を入れて30秒ほどで組み立てられる簡易休憩所「エアーQ」、太陽光パネルや蓄電システムを備えたユニットハウス「オフグリットハウス」をレンタルで提供する。
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