ライカジオシステムズは、キャリブレーション不要の傾斜補正機能を搭載した小型で軽量のGNSSスマートアンテナ「Leica GS05」の受注を開始した。
ライカジオシステムズは2024年11月14日、キャリブレーション不要の傾斜補正機能を搭載した小型で軽量のGNSSスマートアンテナ「Leica GS05」の受注を開始した。
バッテリーを含む重量は0.75キロで、長時間にわたる測量時のオペレーターの疲労を軽減する。測量やマッピングから、建設やユーティリティーの杭打ちまで、さまざまな用途で高精度な計測が可能だ。4Gモデム、無線LAN、Bluetooth、内蔵メモリを搭載し、NMEA出力は最大10Hz。基地局またはRTK移動局として使用できる。
また、最大30度までの傾き補正機能により、測量ポールが完全に垂直でない場合でも正確な測定ができる。これにより、厳しい環境や手の届きにくい場所でも、より迅速で便利なデータ収集が可能となる。
GS05は、Leica Captivateフィールドソフトウェアなど、ライカジオシステムズの幅広い製品ラインアップと互換性がある。スマートポールとして、ライカジオシステムズのトータルステーションとの併用も可能だ。既存のライカジオシステムズ機器やワークフローと統合することで、作業効率を向上させ、追加投資を抑えられる。
スマートコンストラクション:ICT建機用「GNSSスマートアンテナ」を発売、ライカジオシステムズ
ロボット:日本製の墨出しロボが海外市場に本格進出 未来機械と竹中などが開発
メンテナンス・レジリエンスTOKYO2023:住重アテックスの毎秒176ミリで壁面点検するロボ、壁面から天井も体をひねって移動
i-Construction:ライカジオシステムズ、キャタピラー製2Dショベルを後付けでICT建機にする3Dマシンコントロール互換オプションを発表
建機自動化:ライカジオシステムズ、建設機械向け最新GNSS受信機「Leica iCA202」
i-Construction:小型油圧ショベルで設計データを利活用するマシンガイダンスソリューション「Leica iCON site excavator」、ライカジオシステムズCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
人気記事トップ10