KENTEMは、建設業に必要な知識や技術を習得できる教育サービス「KENTEM ACADEMY」の提供を開始する。
KENTEM(建設システム)は2024年9月24日から、建設業に必要な知識や技術を習得できる教育サービス「KENTEM ACADEMY」の提供を開始する。学習コンテンツは「コンストラクションスクール」「INNOSiTEトレーニングキット」「Training&Education」の3種類から成る。
コンストラクションスクールは、建設業に従事する際に必要な知識を効率的に学習できるオンライン型コンテンツ。「動画で学ぶ施工の知識」と「検定で学ぶ建設業の基礎」の2種類を配信する。学習状況はマイページや組織のダッシュボードで確認できる。
施工の知識では、施工の順序や要点、管理項目を、3D動画などを使用して視覚的に学べる。講座は、ICT施工(1講座)や共通工(32講座)、土工(8講座)、仮設工(7講座)など全67種。
建設業の基礎では、動画を視聴した後に簡単なテストを受けることで講座内容の理解度を確認できる。講座は、建設業や法令関係、施工計画/管理など全46種を用意した。
利用料は年額3万9600円(税込み)で、ライセンスを追加する場合は費用が発生する。
INNOSiTEトレーニングキットは、KENTEMが提供する3D設計データを活用した施工管理ソリューション「INNOSiTE」シリーズの教材キットだ。PDFテキストと音声解説付き動画、練習用データをセットで提供し、体系的な学習をWeb上で進められるようにした。コンテンツは、3D施工データの新規作成から完成までの基本的な操作が習得できる「SiTECH 3D スタンダード編」と、ICT活用工事の河川土工を題材に3D設計データの作成から3D土量計算、3D出来形管理までの一連の操作を学べる「SiTE-Scope・SiTECH 3D ICT活用工事編」の2種類を提供する。利用料はいずれも年額3万3000円(税込み)。
Training&Educationは、社内講習会や新人研修、3D施工データ作成研修、3D測量研修など、各社の要望に合わせてKENTEM製品に関する研修を行うセミオーダー型のサービスだ。最新技術の研修や新人教育により、企業の技術力向上をサポートする。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.