NTT西日本グループの3社とugoは、ビル管理業務のDXを推進する「ロボメンおまかせビルパック」を提供する。
NTT西日本グループのテルウェル西日本は2024年9月11日から、NTTビジネスソリューションズ、NTTフィールドテクノ、ugoとともに、ビル管理業務のDXをロボットで実現するワンストップサービス「ロボメンおまかせビルパック」の提供を開始する。2024年7月25日から申し込みの受け付けを開始した。
ロボメンおまかせビルパックは、ビルメンテナンスサービスなどを提供するテルウェル西日本と、警備ロボットで高いシェアを持つugoの技術を組み合わせたビル管理業界向けの新サービスだ。清掃/警備ロボットの提供から導入後のアフターフォローまでワンストップで提供する。
基本サービスには、ロボット、クラウドサービス、通信、導入、保守、コンサルティングが含まれる。警備ロボット「ugo Pro」1台と清掃ロボット「RULO Biz」2台を配備し、クラウドサービスとして、ロボットの管理機能、自動化設定、業務レポートなどを提供する。通信サービスはモバイルルーター、もしくは光回線とWi-Fiアクセスポイント。導入時にはロボットの組み立て、マップやルート作成、制御プログラム設定を行う。保守面では、ヘルプデスクによる支援、遠隔監視、リモートメンテナンス、駆け付け対応でサポート。コンサルティングでは、清掃評価やオペレーション改善などをアドバイスする。
2024年12月頃には、導入面や運用面で課題となるマッピングをロボット間で共有する「マップシェアリング機能」の提供を開始する予定だ。この他、清掃や警備の自動化に関するさまざまなクラウドサービスを順次追加していく。
今後は社会課題となっている人材不足解消に向け、ロボットの種類やサービスを拡充し、小売や医療、介護など向けに業界別ロボットメンテナンスパックの提供を予定している。
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