東京建物、梓設計、旭工務店、木下緑化建設、ランドスケープむらの4社を構成員とするコンソーシアムは、福岡市より「明治公園整備・管理運営事業」の優先交渉権者に選定された。
東京建物、梓設計、旭工務店、木下緑化建設、ランドスケープむらの4社を構成員とするコンソーシアムは、8月14日付で福岡市に「明治公園整備・管理運営事業」の優先交渉権者として選定されたことを発表した。
明治公園の整備事業は、福岡市管理の公園としては初めて都市公園法に基づく公募設置管理制度(Park-PFI)を活用し、公園整備と20年間にわたる管理運営を行う。「博多コネクティッド」「FitnessCityプロジェクト」「都心の森1万本プロジェクト」など、福岡市の施策と連動した施設整備と管理運営となる。
公園面積は約3572平方メートルで、「博多」駅前に位置し、「TheGateway Park “HAKATA MEIJI“」を事業コンセプトに、未来志向の公園を実現する。2024年に工事着工、2025年春以降の供用開始を予定している。
計画では、「5つの広場」と「立体回廊」を整備し、公園全体を一体的かつ統一的に再構成し、周辺環境との調和も図り、新たな「体験」「にぎわい」「回遊」の“Gateway”となる公園整備を行う。豊かな緑化空間を備えるとともに、立体回廊や広場の整備により新たな体験価値を提供し、周辺施設とのにぎわいの連続性創出を目指す。
意匠設計は、世界的な建築家の藤本壮介氏を総合デザイン監修者に起用。平面的に広がる単調な都市の公園ではなく、立体的に人々が生き生きと活動し、新たな都市の風景をつくり出せるような公園を実現する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.