第6回 ジャパンビルド−建築の先端技術展− 特集

施工は壁に貼るだけの柔らかい温湿度・照度センサー、CO2センサータイプなども開発中第6回 ジャパンビルド−建築の先端技術展−(2/2 ページ)

» 2022年02月21日 07時00分 公開
[遠藤和宏BUILT]
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ごみ箱やトイレの利用状況を可視化するハッテトッテ 距離センサー

 ハッテトッテ CO2センサーは、周囲のCO2を測定するタイプで、会場内では、ハッテトッテの筐体と組み込むCO2センサーが展示された。

開発中の「ハッテトッテ CO2センサー」のCO2センサー(左)と筐体(右)

 ハッテトッテ 距離センサーは、レーザーの反射で対象物との距離を測るもので、場内では、ハッテトッテの筐体と組み込む距離センサーを披露。「ハッテトッテ 距離センサーは、ごみ箱やトイレの利用状況など、施設内に配置された設備の状態を確かめるのに役立つ」(DICの担当者)。

開発中の「ハッテトッテ 距離センサー」の距離センサー(左)と筐体(右)

 ハッテトッテ ビーコン発信機能は、搭載されたBlootooth通信機能により、配置された周辺のスマートフォンを検出するため、特定のエリアにいる人の数を見える化するのに貢献する。

 なお、DICでは、ハッテトッテ CO2センサー、ハッテトッテ 距離センサー、ハッテトッテ ビーコン発信機能のサイズや重さといった仕様は室内用のハッテトッテと同様のものを想定している。

「ハッテトッテ ビーコン発信機能」
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