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» 2021年09月21日 13時00分 公開

岩手県紫波郡矢巾町で延べ10万m2の物流施設を開発、プロロジスプロジェクト

プロロジスは、岩手県紫波郡矢巾町で、2023年冬の竣工に向けてマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク盛岡」の開発を進めている。

[BUILT]

 プロロジスは、岩手県紫波郡矢巾町で、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク盛岡」の開発に着手したことを2021年8月5日に発表した。

緊急地震速報システムや衛星電話、非常用発電機を完備

 プロロジスはこれまで、東北エリアで宮城県仙台市の企業を中心に物流施設を供給してきた。しかし、ここのところ、2024年4月にトラックドライバーにも時間外労働の規制が厳格化することや災害の備えとして東北エリアで拠点分散化といった新たなニーズが増加している。

 そこで、プロロジスは東北の主要物流拠点となっている仙台エリアに加え、北東北への中継地点として、岩手県紫波郡矢巾町での需要が高まると予測し、プロロジスパーク盛岡の開発を決定した。

 計画地は、東北エリアの物流ルートである東北縦貫自動車「盛岡南インターチェンジ(IC)」から約4.7キロの場所にあり、県道13号からも約1.5キロと近い。盛岡市を中心とする消費地にもアクセスしやすく、車で3時間以内に仙台もしくは本州の最北地点に到着できる。

 さらに、国道46号の利用により秋田県への配送利便性にも優れているため、青森、秋田、岩手の東北三県をはじめ東北地方広域にも荷物を運搬しやすい。

「プロロジスパーク盛岡」のイメージパース 出典:プロロジスプレスリリース

 建物は、S造地上3階建てで、上り下り専用のスロープを設け、各階のトラックバースに45フィートコンテナのセミトレーラーがアクセス可能な仕様とする。賃貸面積は5000〜1万9000平方メートルとし、さまざまなテナントのニーズに応じる。また、各区画は、片面バース、両面バース、高床式、低床式を組み合わせた仕様とし、入居カスタマーの多様なオペレーション需要に対応する。

 BCP対策では、緊急地震速報システムや衛星電話、非常用発電機などを備える。環境配慮では、屋根に太陽光発電用の設備を配置する予定だ。また、岩手県紫波郡矢巾町が降雪地であることを踏まえて積雪対策も講じる。

プロロジスパーク盛岡の概要

 プロロジスパーク盛岡は、S造地上3階建てで、延べ床面積は約10万平方メートル。所在地は岩手県紫波郡矢巾町大字広宮沢で、敷地面積は約7万4000平方メートル。着工は2022年春で、竣工は2023年冬を予定している。

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