第5回 住宅・ビル・施設 Week 特集
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» 2021年02月24日 06時05分 公開

「ナノ銀粒子」で空間全体を除菌するコロナ対策、600m先まで届く高性能噴霧器第5回 住宅・ビル・施設 Week(2/2 ページ)

[川本鉄馬,BUILT]
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店舗内の商品も含め、除菌が可能

 nano maizerでは、nano silver Proを26マイクロメートル(μm)※2の超微細なミスト化し、最大600メートル先にまで届き、最大120度までの広角噴霧に対応する。そのため、広い場所でも、空間全体をnano silver Proのミストで満たすことができる。

※2 1マイクロメートル=0.001ミリ

サーキュレーターのファンの前にミストを発生するノズルを装備

 今回COSMOが展示したnano silver Proとnano maizerの最大の特徴は、人や商品を含め、その空間内にある全てのものを除菌・抗菌・消臭するところにある。

 コロナ禍の小売店では、客が触れた商品の除菌が不可欠なため、業務以外の除菌や清掃に追われることが多々ある。しかしながら、革製品やアパレルのショップ、書店などは、商品をアルコール除菌することが難しい店舗も少なくない。

 革製品や洋服などは、シミや劣化などで除菌・消毒液の使用に不安がある。また、立ち読みされた本や雑誌は水分に弱く、そもそも数が多すぎて個別に対応することができない。

 商品を含めショップの内部を丸ごと除菌するnano silver Proとnano maizerであれば、こうした壁が取り払われる。空中に漂うnano silver Proの超微細なミストは商品に影響を与えず、効果的な除菌・抗菌効果を発揮する。このため、コロナ禍以前と同様の接客が可能になり、商品の消毒が難しい商品を扱う店舗にとっては朗報となるだろう。

 nano maizer自体はコンパクトであり、AC電源さえあればすぐに使える。また、キャスターが付いているので必要な場所に移動できる。例えば、ホテルのバンケットルームでの催しに合わせてnano maizerを移すなど、柔軟な運用ができる。

 nano silver Proの効果を最大限に生かすには、“閉じられた空間”が重要となる。開放された屋外スペースで、nano maizerを稼働させても本来の効果は得られない。ただ、オープンな屋外スペースは、そもそもコロナウイルスの感染リスクが低い場所。逆に考えれば、不特定多数の人が集いコロナウイルスへの感染防止策が必要な屋内であれば、場所を選ばすnano maizerが使えるということになる。

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